（Ｂ）〜もう大人〜 久我 ⚠シャッフル企画第３段！その他注意あり！ ページ45
⚠１６ページにあります「オリオン」の〜おかわり？〜の続編的な扱いになります
ヒロインはマセて…というか事実大人であり、大人向けです。
久我「うぉおおおおっ！！？」
久我は合気で放り投げられ、思わず手に握っていた得物が手から離れると、ナイフ(木で出来た稽古用)は床にバシン！と音を立てて落下する。
そして久我の喉元に稽古用ナイフが突きつけられる
「はい、また私の勝ちー」
久我「クソっ！懐取ったと思ったのに！」
「取ったと思って油断しすぎ」
そうヘラリと笑って久我に手を差し伸べる真美の手を握って久我はゆっくり立ち上がり、稽古で吹き出した汗を置いておいたタオルで拭う。
「…それにしても珍しいね、久我くんが私に稽古頼んでくるなんて」
久我「…最近どういうわけか猛者との遭遇率が増えてるんで、久々にお願いしたくなりまして」
「ふぅん」
久我の言うことは半分が嘘で半分が本当だった。
真美はそれを分かっているのか分かっていないのか、深く追求はせずに、道場の外の喫煙スペースに立つ。
久我(姉貴が「好きなタイプは「最低限私より強い奴」」って言ったから…本当はこの場で姉貴より強くなりましたよって証明したかったんすよ…)
道場を出てタバコを咥えて誰かと連絡でも取り合っているのか、手の小ささ故に片手でスマホを扱えず両手でスマホをいじる姿を尻目にため息をつき、使用していたナイフを片付ける。
久我(…なんて、勝ってもねえから言えねえけど…)
そもそも突然稽古を頼んだのは、その日の朝
「おはようございまーす」
久我「おはようございます、姉貴…ん？」
何食わぬ顔で出勤してきた真美から感じた些細な違和感が原因だった。
「どうかした？久我くん」
久我「あ…いえ、なんでもないっす」
それは、真美がピアスをしていなかったことだ。
見た目としては本当に些細な事だがそれと同時に
久我(何だ……？なんか今日、姉貴との距離が遠いような…)
言葉では言い表せないような、物理的にではないが真美との間に距離ができている気がしたのだ。
久我(まさか…)
久我の頭に一つの可能性が浮上する。
久我は京極組に入門して間もない頃からずっと…まさに女傑といえる実力、責任感の強さ、天性の美貌を持ち合わせながらそれを売りにしない性分…
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
