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サイ「うん…？」
「ふざけんな！そんな身勝手な理由で爆破されて攫われて「はいわかりました」なんて言う訳ねえだろ！」
二人きりの地下室で、次は真美の怒声が響く。
真美の声が元々低めなハスキーボイスであるが故、サイの怒鳴り声にも引けを取らない威圧感がある。
本来、先輩相手にこんな口は効かないが、こうなってはもう先輩も後輩もないのだろう、真美は止まらない。
「何が殺しはしないだ…！私が今すぐ地獄に送ってやるからこれ外せよ！」
サイ「アッハッハ！そんな満身創痍でよく言ったわね！外すわけ無いじゃない！」
真美はまさに怒れる獅子の形相だが、サイはそれを笑い飛ばす。
サイ「それにしてもこれからは私の飼い猫になるっていうのに酷い口の聞き方ねぇ…。そうだ、口の聞き方教えてあげる」
そう言ってサイは真美の服に手を掛けた
「ヒッ…触んな！触んなよっ！！」
真美は懸命に手錠された手を振り上げてサイを殴るが、寝転んでいる状態ではうまく力が入らずどうにもならない。
これから受ける仕打ちは如何なる訓練や拷問よりも真美の精神を抉るものだと真美は、みるみる血の気が引いていく。
サイ「暴れん坊ねえ…二度と抵抗する気力が起きないようにしてあげる」
「やめっ…！」
そう言うとサイは鎖を取り出し、手錠の手と手の間に鎖を通すと、鎖をベットの足に縛りつけた。
サイは顔をゆっくりと真美の耳元に近付けて耳朶にキスを落とす
「ひっ…！」
その感覚で不覚にも目に涙の膜が張る。
サイ「うふふ…泣いたって駄目よ、むしろ興奮するだけだもの」
悪魔のように笑うサイに真美は成す術が残されていなかった
サイ「ただ痛いだけにはしないわ…折角だから楽しみましょうか」
そう言ってサイは真美の腰に彫られた黒薔薇のタトゥーを怖いほど優しい手付きでなぞるのだった。
黒薔薇の花言葉…「永遠の愛」「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛」「永遠」
深い愛の言葉だけではなく
「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」「永遠の死」「あなたを呪う」
という意味もあります。
〜作者より〜
公式様の方で活躍のあったサイのイメージが初期と大分変わりましたのでちょっと書きたくなって書きました。
解釈違いありましたらすみません。
PS
Ｂのシャッフル企画まだネタが浮かばず…申し訳ありません！
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
