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「で、でもあれは誂ってらっしゃるだけで…！」
(え！？何で！？何で怒ってるの！？)
相良「……あれは誂ってんじゃなくて半分以上本気だろうが…目ぇ見れば分かんだろうが」
「ほっ……！？」
相良の言葉に華恋は青くなってた顔を再び真っ赤に染め上げた
相良「何照れてんだてめえ…」
「すっ…すみません！」
(なんで！？)
それに反比例するように、相良の怒りのメーターはドンドン上がっていく。
相良(……こいつ…本ッッ当に口で言わねえと分からねえらしいな)
相良「…おい華恋、１回しか言わねえ、よく聞け」
「は、はいっ」
相良「お前、他の野郎に見向きすんな。俺の女になれ」
「……………へぁっ！！？」
華恋は衝撃のあまり、聞こえた言葉の意味を処理する為の脳が停止し、少し間をあけて顔を真っ赤にしながら素っ頓狂な声を上げた。
「な、ななななな何を仰ってるんですか！？」
華恋は動揺のあまり金魚のように口をパクパクとさせるが、だからといって相良は離れてくれるほど優しくない
相良「２度は言わねえ…返事は？」
「あ、あのっ…と、唐突すぎてその…！」
相良「ああ…？」
「ﾋｴｯ…」
正直、あの容姿な人格共に出来た男である国生に恋人になる等の段階をすっ飛ばして嫁いで来いと言われていたのを見た為、相良はすぐにでも返事が欲しかった。
「わ、わたっ…私、本当に恋愛とか憧れはあっても、これまで好きな人って出来たことなくて…！
だから、その、ゆっくり考える時間が欲しいと言いますか…！」
赤くなりすぎて最早林檎のようになっている華恋を見た相良はその日何度目か分からないため息をついた。
相良「…わかった。待ってやる」
そう言って華恋の手首から手を離し、ゆっくりと距離を取った
相良「ただし」
相良は華恋の眼前でビシッと人差し指を立てると
相良「１ヶ月だ。１ヶ月の内に決めろ」
「いっ…１ヶ月ですか！？」
相良「デケエ声出すな。十分だろうが。それと…もしその間に他の野郎からアプローチされても、俺からの返事を断ってもねえ内に他の野郎とデートなんて絶対すんじゃねえぞ」
「はっ…はいっ…！」
そして１ヶ月後…
相良「１ヶ月だっつったよな？」
「あぅ…あの……」
相良「もう待たねえ」
決められなかった華恋のファーストキスが奪われることになるのは、また別の話。
※＆★（Ｂ）〜好きだったから〜 サイ ⚠構成員設定、暴力、狂気、ヤンデレ超注意！→←２
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
