（Ａ）〜待てない〜 （シャッフル企画第２段）相良（久々） ページ34
クリスマスが終われば月の経理、兼年単位の集計などが多く、１２月はまるで常に走り続けているかのように目まぐるしく忙しい。
そんな１２月の忙しい時期を乗り切れば京極組にもやっと１年の終わりが見え…
鷹橋「そういえば、自分は国生の兄貴がご結婚されてないのは正直意外だなと思いました」
そして忘年会のシーズンが訪れ、酒が入ってついこんな話題にが出ることもある。
国生「そうか？」
「確かに、国生の兄貴なら結婚したいって女性沢山いそうですよね」
国生「おぉ、なんだ、嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
そう言って笑った国生が酒の席だからこそ気分が乗ったのもあったのだろう
国生「そういう華恋にはいい感じの男とかいねえのか？」
華恋、相良「！？」
と、華恋に話を振った事で隣りにいて会話には全く参加していなかったが
相良(こいつに男だぁ…？)
華恋の恋愛事情についての会話になった瞬間、相良は思わず横目で華恋を見やる。
と、いうのも華恋が入組してから教育担当をしてきた相良は
喧嘩などしたこともなく、剣術と多少の体術を祖父と父に教わってきたのみにも関わらず
「自分を育ててくれた街や街の人を守りたい」
という何ともお人好しながらも義理堅い理由で、何より女性がこの魑魅魍魎が渦巻く世界に入ってきた事から
相良(そんな理想論翳すようなやつなんざ現実に直面したらすぐ音を上げるに決まってる…)
と思っていたが、泣き虫だったり、臆病だったり、そそっかしい面を見せつつも、それでも愚直な程に健気にシノギや稽古を頑張る華恋にいつからか心を奪われていた。
だからこそその話題には興味を示さずにはいられなかったのだ。
「…いないです。いい感じの人の「い」の字もないです」
相良「ふん…車持ちげるような怪力女じゃそうだろうな」
「！？」
華恋が淋しげに零した言葉により相良は安堵の息を悟られないようわざと嫌な言葉を投げかければ、相良の予想通り華恋は明らかにショックを受けた顔になる
国生「おい、そんな事言うな相良。ちなみにどんな男がタイプなんだ？」
「え、えー…聞いちゃいます？恥ずかしいなぁ…」
国生の言葉に華恋はほんのり頬を赤らめてもじもじすると
「優しくて、笑顔が素敵で、無人島でも生きていけそうなほど頼もしい王子様みたいな人です！」
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
