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そして今日、この日を迎えた。
鵺(この後の通るルートもプランも頭に叩きこみ、告白の台詞も何度も反復練習してきた。ぬかりはない！)
景色の良いレストランで食事した後、近くでも街のイルミネーションを見ようと誘い出し、共にイルミネーションの下を歩く。
そう…計画自体にぬかりはない！
しかし…
鵺(まずい…これは非常にまずいぞ…)
言い訳にしかならんが私は死龍達に生かされる前までは人心を持たぬ化生として生きてきた。
故に…
「カップルだらけ…ですね」
華恋が少し気まずそうに呟く
鵺「そ、そうだな…」
鵺(カップルは人前で堂々と手を繋ぐものなのか！？)
純粋にうら若き女性に好意を持ち、デートをするなど経験がない…！
情けないが告白前の緊張で身体が震える…！
鵺(…いや、怯むな！)
鵺「華恋、向こうに…」
告白しようと思って予め調べていた大きなツリーの方を指差そうと手を動かした瞬間だった
鵺、華恋「あっ…」
事故的に華恋と手がぶつかってしまったのだ。
だが、それと同時に
鵺(華恋の手が冷えている…)
鵺「す、すまない」
「い、いえっ」
(ひゃーっ！漫画みたい！)
華恋の手先の冷えに気が付いた。
鵺(風邪をひかせるわけにはいかぬ…)
それに気が付いた私はほぼ無意識の内に
「とっ智也さんっ！？」
鵺「…その、カップルの真似事、ではないが……嫌でなければこのまま、あちらの方に行ってみないか？」
華恋の手を握っていた。
寒さのせいなのか顔を赤らめた華恋を見て、私の顔に熱が集まる。
「は、はい…」
鵺(…可愛い)
その後は言葉少な気になりながらも少し歩き、大型のツリーの下へと辿り着いた
「わぁ、大きなツリーですね…！」
鵺「あぁ、この季節限定で設置しているらしい……私はどうしてもここに君を連れてきたかったのだ」
「私を、ですか…？」
鵺「あぁ」
「このツリーの下で告白すると結ばれ、その縁は永遠の物となる」…そんな噂があるからだ。
神頼みなんて柄ではないが、それほど必死で、本気なのだ。
鵺「華恋…」
俺は緊張で震える華恋の空いたもう片方の手を握った
「智也…さん？」
俺の緊張が伝染ったのか、華恋の声に緊張が籠もる。
３→←（Ａ）〜告白〜 鵺（智也）⚠一足早いクリスマスネタです！
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
