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バース「…そういうことならば今回ばかりは感謝する。だが雛乃は俺がベッドに運んでおく」
そう言って雛乃を抱える鶴城に歩み寄る
バース「さぁ、雛乃を渡し…」
しかしその二人の間にニュッと金鳳が割り込んだ。
金鳳「はいはい両者盛らない、間を取ってこの金鳳がお預かりします」
鶴城「そんなつもりは…」
バース「盛ってなどいない！！」
「……うっ……」
金鳳の言葉に思わず真っ赤な顔になって怒鳴り声を上げたバースに反応してか、雛乃が意識を戻しかけたのだ。
カリン「ちょっと雛乃が起きるでしょ？私が運ぶからあんた達はさがってて。」
鶴城、バース、金鳳「…」
カリンに怒られた事により３人は黙り込む。
鶴城は大人しくカリンに雛乃を託し、カリンが戻った後、もし話し声で起こしたら悪いだろうという計らいで面々は雛乃の家を出た。
鶴城「…そういえば死龍達は揃いも揃ってどうしてここにいるんだ？」
瓜生「俺達は会議終わりでな。雛乃と連絡が取れないから皆で差し入れがてら様子を見に来たんだ」
鵺「５日も寝ずに居るとは想定外だったな…衛生面には人一倍気を遣っているだけあって風呂には入っていたようだが、凄まじい集中力…流石組織最高峰の科学者(医師)だ」
バース「ここまでくると悩みのタネだがな。」
バースは鵺の純粋に感心している様子に溜息をつきながら呟き、チラリと心配そうに雛乃の家の方角を向いた。
それぞれの店に戻るために分かれ道で解散した後、鶴城は１人考え込む。
鶴城(……雛乃も毛利班だったから…というのはあるだろうが、中でもバースの雛乃に対する思い入れはすごいな…)
そして同時に雛乃がバースの腕をつついたり、笑顔で話していることや、距離が近いことを思い出す。
思い出すその笑顔は、自分や他の誰かに向けているものよりも楽しそうな気がして、ドス黒いモヤモヤとしたものが胸を蝕む。
鶴城「……困ったなぁ」
鶴城(もし俺の推測が正しければ勝ち目がないじゃないか)
鶴城の頭に浮かんだ推測が正しいのか否かは…
バース(…雛乃は鶴城もよく家に通しているのか…まさか俺よりも鶴城の方がよく会っているのか…！？)
誰もまだ知ることはない。
（Ａ）〜告白〜 鵺（智也）⚠一足早いクリスマスネタです！→←２
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
