（Ａ）〜手紙〜 大嶽 ⚠公式様沿いにつき死ネタ注意＆一般人設定 ページ3
関東侵攻のために自ら東京に赴いた大嶽が怪我を負いながらも大阪へ帰還した。
それを聞いた華恋は居ても立っても居られず、仕事を終えた後猛ダッシュで大嶽の入院している闇医者へと走った。
その途中、明らかに全身ボロボロにも関わらず街を歩く戸狩の姿を発見した。
「えっ…戸狩さん！？何してるんですかそんなボロボロなのに！」
戸狩「ああん…？…っておぉ、カシラのとこの…カシラに５５１買ってこうと思ってな」
「いや戸狩さんも重症なんですから寝てて下さい！」
戸狩「優しいなぁ、心配してくれるんか…流石は未来の姐さんや」
「んなっ…！？」
華恋は照れながらも、茶化してくる戸狩の様子を見るに戦争には勝って帰ってきたものだと思い
「も、もう誂わないでくださいっ…！祝勝会でもなさるおつもりなら…」
と、言いかけたが…
戸狩「あぁ、そのことやけどな…」
「？」
戸狩「戦争は俺達の負けや」
「え…！？」
一般人である華恋にとっては、極道の戦争がどんなものなのかなど知る由もないし、天王寺組はとにかく強い組織…という認識であるため戸狩の言葉に華恋は戦慄した。
戸狩「…カシラがなんか思い詰めた顔してはるから、これ買いに来たっちゅー訳や」
「そ、そう…ですか…。あ、でもほら、生きてるだけで丸儲けって言いますし！」
こんな時、どう声をかけたら良いかなど分かるはずもない。
華恋としては生きて帰って来てくれただけでも飛び上がりたくなるほど嬉しいが、戦う人間たちにとってはそういう訳にはいかないのかもしれない…必死に取り繕った顔を見せれば
戸狩「無理せんでえぇ…カシラの前ではいつも通りに接したり、その方が喜ぶで」
戸狩は返って気を遣ったのか、華恋にそう声を掛けた
戸狩「カシラのところやろ、華恋ちゃんの分も買ってるから…ほな行こか」
「え、わざわざありがとうございます…！」
そう言って戸狩は華恋と共に大嶽の病室へと向かった。
「徳史さんっ…！」
大嶽「華恋…！」
窓辺を見てぼんやりとしていた大嶽だったが、華恋の声を聞くなり慌てて振り向き、その目を丸くした。
戸狩「カシラ、これ５５１買ってきたんで華恋ちゃんと２人でどうぞ食べて下さい」
大嶽「何や気ぃ遣ってくれたんか…ありがとうな…」
(本当に元気ない…)
戸狩もまだ大嶽と話したかったが
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ひなえ(プロフ) - みぃさん» はじめまして！ありがとうございます！ＢはＡ、Ｃとは違い報われなかった片思いを引きずっているちょっと影がある女性として書いていますので、喜んで頂けたのなら幸いです😆 (12月30日 6時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - の、野田の兄貴が...めっちゃいい！ なんかちょっと切なくてめっちゃ好きです〜！！ (12月30日 3時) (レス) @page29 id: 8a88aac5da (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます！私の一番の推しは一条の兄貴です😊産後にバグ大を知ったキッカケでもありましたので☺️ (12月14日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 新作おめでとうございます！以前から気になっていたのですがひなえ様の推しキャラって誰なんでしょうか？😌 (12月14日 21時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年11月28日 1時
