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同じく顔を赤くした雛乃、そして彼女達の口から発せられた「高城」「秋元」という人物の名前に男達はナンパを諦め、彼女達に気付かれてもいない内にトンズラしていった。
そんな事は露知らず、二人は百貨店に入り、悩みに悩んだ末に高城にキーケースを、秋元にはメガネケースをそれぞれ購入した。
実はこの日、藤崎と龍宮が二人に出会ってそして付き合い始めた日だった。そこで何かプレゼントを買いに行こうと二人で出掛けていたのだ。
藤崎「すっかり暗くなっちゃった…。詩郎さん…喜んでくれるかな」
龍宮「きっと喜んでくれるよ…じゃあ帰りま…あらっ…」
龍宮が店の扉を１つ開け、風除室に入った瞬間、雨が降り始めていた事に気が付き、藤崎が折りたたみ傘を鞄から取り出すと二人で１つの傘に入りながら雨の中を歩く。
帰り道の途中、大通りを歩いているにも関わらず雨と時間帯のせいか人通りが殆ど無い。
そんな中、前から異常なスピードで走る１台の車がやってきた。２人は歩道を歩いてあるので勿論、普通にすれ違うだけ…の、筈だった。
藤崎「えっ…！？」
龍宮「きゃあっ！？」
しかし、その車はなんと歩道に乗り上げて２人を轢きそうな勢いで目の前に突っ込んできて停車したのだ。
自分達にぶつかってこそいなくとも、目の前に車が突然すごいスピードで突っ込んできたら誰だって驚く。
藤崎「え…何…事故…！？」
柵などにはぶつかっていないが、中の人になにかあったのか、と２人が不安そうに顔を見合わせていると、運転席と助手席からそれぞれガラの悪そうな男が２人出てきた。
男１「悪いな姉ちゃんたち、怪我はないか？」
龍宮「は、はい…大丈夫です…。」
男２「驚かせて悪いねぇ…ついでにちょっと目を瞑っててくれや！」
そう言って男達は突然２人の顔めがけて催涙スプレーを噴射したのだ。
藤崎/龍宮「きゃああっ」
突然視界を奪われた２人は、後ろにいた他の男達に車に押し込まれてしまった。
そしてガムテープで口を塞がれ、訳もわからないまま何処かへと連れさらわれてしまった。
２人が使用していた傘だけが地面に転がり、その場に置いてけぼりになっていた。
一方その頃
高城「結構降ってんな…」
秋元「湿気で髪きまんないし、マジでテンション下がりまくりっすわ」
高城「いつもと何が違うんだよ」
秋元「全然違うんスよ、ほらこことか」
３→←☆〜消毒〜 高城&秋元 （蘭様リク） （Ａ&Ｃ）⚠Ｃは名前のみです
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虹(プロフ) - 最高です！残りのリクエスト作品も楽しみに待ってます🎵 (2023年2月4日 17時) (
レス) id: 98cf45a8ee (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - わかりました！楽しみに待っています(`･ω･´)b (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 里奈さん» リクエスト確立した順なので、里奈様が先ですが、その前の方が沢山いらっしゃるのでお時間掛かってしまいます…😣申し訳ないです (2023年2月1日 7時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - リクエスト順は悠様と私どちらが先になりますか？ (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - 城ヶ崎と幹部全員の登場お願いします。 (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年1月9日 3時
