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和中の怒れる声に横矢は嘲笑した声を返す。
横矢「ははっ目的だと！？わかりきったこと聞くなよ！返してほしけりゃ一人で朱雀町の外れにある廃工場に来い！」
和中「殺されるために居場所を吐くとは…手間が省けてありがたい。死ぬ覚悟はできているのだな」
横矢「ばーか！死ぬのはお前だよ！大好きな家族ごと殺してやるから早く来い！」
その声に和中は無言のまま電話を切ると、日本刀を手に取り、凄まじい怒気を滲ませながら廃工場へと向かう。
事務所を出る際、異常に気付いた小峠が声を掛けたが少ししたら廃工場に来るよう言い渡して単独で廃工場へと向かった。
男３「それにしても横矢さん、家族攫っただけで和中にどうやって勝つんです？」
横矢「何言ってんだこいつらを盾にしたら攻撃なんかできる訳ねえだろ？」
男４「なるほど、最初からそのつもりだったんすね！」
横矢「これでお前らは大物狩りに成功、俺は腹立たしい和中に復讐ができる。ウィンウィンだろうが」
そんなことを話していると、廃工場の閉め切られたシャッターが途端に切り刻まれた。
和中「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…横矢に協力している半グレ共、全員この世に別れを告げろ」
男２「来やがったな！和中ぁ！」
男１「大物狩りだぁ！」
和中「下衆が…功名心でこのような真似をするか…！」
和中が日本刀を抜こうとしたが、その手はピタリと止まった。それもそのはず、男は葵を和中の前に突き出すと下品な笑みを浮かべたのだ。
和中「むうぅっ！？貴様ぁっ！！」
男２「おっとぉ！いいのか！？可愛い娘のお顔に傷がつくぞ！？」
男は葵の頬にナイフを突きつける
葵「おっ……お父さん！」
和中「貴様…その薄汚い手で葵に触れるな…！」
「そ、蒼一郎…さん…！」
葵をどう救い出すかと頭を悩ませていると、その暇を与えないかのようにもう一人の男が縛り付けたAを前に突き出す。
和中「A！」
Aは多少子を守ろうと抵抗したのだろう、ところどころかすり傷を負っている。
「ごめんなさいっ…私が…！私が目を離したから…！」
和中「謝るな…Aすぐにふたりとも助け出す…！」
横矢「はっはっはっ！何言ってんだ！この状況で何ができる！俺は入門時からお前を殺したかった…！それがやっと叶うんだ！お前殺したら餓鬼と女もまとめて送ってやるから安心して死ねよ！」
横矢が叫び、半グレ達が一斉に襲いかかる。
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ひなえ(プロフ) - 蘭さん» 喜んで頂けて良かったです！またお願い致します😆 (2023年1月9日 8時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - ありがとうございました!(^^)!本当に素晴らしいお話にしてくれて感激です！これからもこの作品を応援していきます！またリクエスト募集の時はよろしくお願いいたします！ (2023年1月9日 6時) (レス) @page50 id: e96f393873 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 本当ですか！ありがとうございます、それでは楽しみに待っています！ (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 蘭さん» ギリギリこちらに入りますので大丈夫ですよ😄 (2023年1月8日 6時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 出来ることなら私のリクエスト作品をこの6作目に載せることは出来ますか？更新が楽しみで待ち遠しいです！無理なら大丈夫です💦あっ、急かしているつもりは一切ありませんので💦 (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年12月18日 19時
