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城戸「…」
いつもは穏やかな表情しとる城戸の兄貴の顔が強張っとったんや。その表情に組員に緊張感が走る。
兄貴はスマホ取り出してAに電話を掛けてもまったく出ない。
城戸「…なーんか嫌な予感するわ…」
そう城戸の兄貴が呟き、俺達は事務所を閉めて街中へと降り立った。
それからAの見回りルートを歩いている時のことやった
「ちょっと…！困ります…！」
男１「コマることナイ、たのしいトコロいくだけ」
韮澤「…今こっちから声しませんでした？」
城戸「せやなぁ。１つは間違いなくAの声やったで」
見回りルートを歩いている途中、近くから言い争うような声が聞こえてきたんや。
「離してください！」
男２「いいからコイ！日本人！」
…おうおう…一刻の猶予もあらへんようやな。
俺達が一斉に声のする方に走ったら見回りのルートから少し離れた先の方で、Aはガタイのいい南米系の黒人４人組に悪質なナンパをされとったんや。
しかも最寄りの細路地に連れ込まれそうになっとる。そこに城戸の兄貴が真っ先に割って入る
城戸「おいコラ…お前ら何してんねん」
浅倉「さっさとその手離せや」
男３「Oh No！ジャパニーズヤクザか！」
苅込「お前らがナンパしとるんも極道やボケ」
韮澤「お前らに問題や、Aにナンパすると書いてなんて読むと思う？」
男４「何いってンだコイツ！？」
韮澤「答えは「俺等に喧嘩売る」や！覚えとかんかい！」
男４「ぐぎゃっ！？」
浅倉「邪魔やさっさと失せろ」
男２「ごへえぇっ！」
韮澤が男の一人の股間をとんでもない勢いで蹴り抜いて、それに続いて俺が一人の鳩尾に蹴りをいれた。
人数が同じでありながら、全く歯が立たへんやんけ。こんな弱小な奴らが何一丁前にAにナンパなんかしてんねん。
男１「ナメやがって！コロス！」
男３「死体はケス！」
これで頭に血が上ったらしい残りの二人が城戸の兄貴と苅込に食って掛かりよった。
それも懐からナイフを出して、しかもあろうことかそのナイフをAの首に近付けよった
「っ！？」
しかしその次の瞬間
苅込「何してくれてんねんボケが」
男３「ぎゃあああっ！？」
苅込が一瞬にしてナイフを持った男の腕を切り落としたんや
城戸「苅込ぇ、それは俺がやるやつやろ…」
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ひなえ(プロフ) - 蘭さん» 喜んで頂けて良かったです！またお願い致します😆 (2023年1月9日 8時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - ありがとうございました!(^^)!本当に素晴らしいお話にしてくれて感激です！これからもこの作品を応援していきます！またリクエスト募集の時はよろしくお願いいたします！ (2023年1月9日 6時) (レス) @page50 id: e96f393873 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 本当ですか！ありがとうございます、それでは楽しみに待っています！ (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 蘭さん» ギリギリこちらに入りますので大丈夫ですよ😄 (2023年1月8日 6時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 出来ることなら私のリクエスト作品をこの6作目に載せることは出来ますか？更新が楽しみで待ち遠しいです！無理なら大丈夫です💦あっ、急かしているつもりは一切ありませんので💦 (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年12月18日 19時
