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浅倉side
最近何やえらく騒がしいカフェの店員がおる。
後に苅込に新人で入った龍宮Aとかいう女らしいことを後で知った。
女の情報はピカイチに耳が早い奴や。
告白なんてされなれとったが、ここまで真っ直ぐで、「極道の女になりたい、喧嘩の強い男がほしい」みたいな卑しさを感じさせへん女は初めてやった。
せやけど俺は渡世人、城戸の兄貴をテッペンに押し上げたいだけや。女なんて必要あらへん。
浅倉「このくだり、あと何回やる気なん？」
「オッケーを頂けるまでです！」
浅倉「…勝手にせえ」
その折れない心構えにせめてもの敬意を表してそう答えることにした。
その翌日のいつも通りの巡回中、またあの女がせっせと窓掃除をしとった。
「おはようございます」
浅倉「…おはようさん」
お次にまた誘ってくる言葉が飛び交ってくる…筈やった。
「…」
………は…？
何も言わんやと？昨日まで「オッケーを頂けるまでです！」なんて言うとったやんけ。窓の方を向いとるから表情が分からん。
浅倉(…って俺は何気にしてんねん)
そうや、迷惑しとったはずや。
俺は何でか立ち止まりそうになるんを堪えてまた歩き始めた。
せやけど巡回を終えた頃、俺は気が付けば足早にルートを戻ってもうカフェの店内に入っとった。
「いらっしゃいま…あ、浅倉さん！？」
俺の顔を見るなりギョッとしたような顔をするA、なんやねん…来たら悪いんかいな
浅倉「…珈琲、ブラックで」
「は、はい！こちらの席へどうぞ！」
案内された席に座っているとAが珈琲を持って現れた
「ご、ごゆっくりどうぞ…」
浅倉(仕掛けといて逃げとんちゃうぞ…)
浅倉「待たんかい」
俺はAの手首を掴んで立ち去ろうとするんを阻む
「な、なななんでしょうかっ？」
浅倉「お前昨日「OK貰えるまで誘う」とか言うてたやんけ」
「…へっ？」
嗚呼…理由なんかあらへん筈やけど、なんかムカつく女や。
浅倉「誘うの辞めたんかて聞いとんのじゃ」
「や、辞め、ないです」
そう言ってAは顔を赤くした
浅倉(…かわええ…)
その顔を見た俺まで顔が熱くなるのを感じた
「こ、今夜お時間あったらお食事でも行きませんか？」
浅倉「……しゃーないから行ったる」
誘われて嬉しい、なんて言えるわけ無いやろ？
俺の返事を聞いた瞬間に嬉しそうに笑ったAを見て
浅倉(恋愛って…こういうものなんや)
俺は初めて恋を知ったんや。
〜気圧されて〜 城戸/浅倉 （悠様リク）→←〜乙女の作戦〜 浅倉 （夢様リク）
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ひなえ(プロフ) - 蘭さん» 喜んで頂けて良かったです！またお願い致します😆 (2023年1月9日 8時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - ありがとうございました!(^^)!本当に素晴らしいお話にしてくれて感激です！これからもこの作品を応援していきます！またリクエスト募集の時はよろしくお願いいたします！ (2023年1月9日 6時) (レス) @page50 id: e96f393873 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 本当ですか！ありがとうございます、それでは楽しみに待っています！ (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 蘭さん» ギリギリこちらに入りますので大丈夫ですよ😄 (2023年1月8日 6時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 出来ることなら私のリクエスト作品をこの6作目に載せることは出来ますか？更新が楽しみで待ち遠しいです！無理なら大丈夫です💦あっ、急かしているつもりは一切ありませんので💦 (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年12月18日 19時
