〜火薬の香り〜高城/秋元（蘭様リク）※４のもっち様リクの続編になります ページ2
ヒューマンバグ大学短編集4!
「むっ！むーーーーーっ！」
口をガムテープで塞がれ、腕を縛られているAは口から言葉を発することが出来ず、懸命の抵抗として首を激しく横に振り、くぐもった声を発する。
それに苛立ったのかAを捕らえている男はAの額に銃口を向けた。
横矢「さあて…カタギにしちゃ随分頑張ったけど、もう隠れ鬼は飽きた。これ以上暴れるなら、今すぐ眉間に風穴開けちゃうよ？お嬢ちゃん」
「っ…！」
(本物の(？)悪い人…！)
遡ること数ヶ月前…
日課でとある建物の近くに住み着いている野良猫に餌をやって戯れているところを突然高城、秋元という二人の男に誘拐された。
当然、連れ去られてすぐは人身売買に出されるのではないか、取って食われるのか等と不安で生きた心地がしなかったのだが…
高城「A」
「は、はい」
高城「肉は好きか？」
「…肉、ですか？」
高城「とりあえず昼はすき焼きにしようかと思ってたんだが…肉は嫌いか？」
「そ、そんなことはないですが…」
名前を呼ばれるだけで怯えていたにも関わらず、その内容はなんとも平和なものだった。それ以外にも
秋元「んー…毎日何もなくここで閉じ込められてても退屈だよねぇ」
秋元は間延びするような口調で突然そう言うと、トランプを持ち出した。
秋元「高城さん、そんなジロジロ見てるだけじゃ怖がらせるだけですよ。」
高城「…そんなに怖いか？」
「…はい。」
高城「…。」
秋元「ははっ…Aちゃん、正直だねぇ。そういうの俺好きだよ。」
高城「じゃあどうしろってんだよ」
秋元「ゲームしましょう。３人で」
「ゲーム…？」
秋元「んー…ババ抜きとかどうです？」
高城「ガキか…」
秋元「高城さん、ノリ悪いっすねー。じゃあ俺と仲良く二人でUNOでもやろっかAちゃん」
「ひえっ…」
そう言って掻っ攫うように秋元はAの肩にポンと手を置いた。
高城「おいこら」
その行動に高城は苦言を呈してやらないとは言ってねえ、と気が付けば３人でババ抜きをしていた。
そんなこんなで数日が経過していき、次第に恐怖が薄れていった。そこで二人が一体何者なのか、Aの出身や過去の些細な出来事等互いのことを話すようになっていった。
そんなある日、二人が仕事で事務所から出かける日が訪れる。
高城「…というわけで、大人しくしてろよ。」
「はい、お気をつけて」
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ひなえ(プロフ) - 蘭さん» 喜んで頂けて良かったです！またお願い致します😆 (2023年1月9日 8時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - ありがとうございました!(^^)!本当に素晴らしいお話にしてくれて感激です！これからもこの作品を応援していきます！またリクエスト募集の時はよろしくお願いいたします！ (2023年1月9日 6時) (レス) @page50 id: e96f393873 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 本当ですか！ありがとうございます、それでは楽しみに待っています！ (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 蘭さん» ギリギリこちらに入りますので大丈夫ですよ😄 (2023年1月8日 6時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 出来ることなら私のリクエスト作品をこの6作目に載せることは出来ますか？更新が楽しみで待ち遠しいです！無理なら大丈夫です💦あっ、急かしているつもりは一切ありませんので💦 (2023年1月8日 6時) (レス) id: 8aedf850ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年12月18日 19時
