続きです ページ12
「それって言いますと…」
一条「敬語だよ」
「えぇっ!無理ですよ…」
一条「なんで?」
「恥ずかしいですし、康明さんは先輩ですから、癖になってるのもありますし…」
一条「そうかー…。じゃあ兄貴分として命令だっつったら敬語やめる?」
「ずっずるいですよ!なんでそんなにやめさせたいんですか?」
一条「負けたことがねぇのが俺の自慢だ、その俺が選んだ女なら堂々としてほしい。敬語使うなってのはその布石みたいなもんだな」
それに…と一条は突然Aの左手をとり、手の甲へ口付けると、小指の指先をチュッと音を立てて軽く吸い上げる。
「っ!!?」
一条「もうそろそろ次の段階進みたいんだよ。あんまり待たすと優しく出来なくなるかもしれねぇぞ」
「…慣れるように頑張ります…」
茹でダコのように耳まで赤くしたAはその1ヶ月後、辛そうに腰をさすって事務所を歩く姿が発見されたとか、されてないとか…。
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう - 一条さんのプロポーズに惚れました!!!! (2022年11月1日 18時) (レス) @page33 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 一条さぁぁん!!プロポーズが素敵ですぅぅ!! (2022年8月6日 6時) (レス) @page33 id: e9f5fada24 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 一人一人の話が長くて好きです!更新待ってます( ^ω^) (2022年7月13日 15時) (レス) @page7 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 嗚呼嬉しいです相良さんいないの多かったので嬉しいです! (2022年5月29日 23時) (レス) id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひなえ | 作成日時:2022年5月27日 13時