80話 ページ38
その後、相澤先生から職場体験について説明を受ける。
「職場体験は１週間、指名があった者はその中から選択し、指名がなかった者は受け入れ可の事務所４０件から選択できる。活動地域や得意なジャンルは様々だ、よく考えて提出するように。」
お茶子もスキルアップ為、あえて武闘派のヒーロー事務所へ行くそうだ。
『(７０００って、すっごく嬉しいけど…
この中から探すのは骨が折れるなぁ…)』
そう机に項垂れるも、何処か表情は楽しげで。
『(ま、幸せな悩みだよね。)』
そう思っていると優しく肩を叩かれる。
「A、職場体験どこの事務所にするか決めたか？」
『焦凍、』
轟は自然な流れでAの前の椅子に座り会話を続ける。
しかし２人の変化に１−Aが騒がない訳がない。
「「「ファーストネーム…！」」」
教室がざわついているにも関わらず一向に気がついていない。
『まだ当分掛かりそう、ちゃんと調べてから決めたいし。』
「選択肢が多いってのも考えもんだな。」
『そういう焦凍はどこに行くか決めたの？』
「俺は…
BOOOOOOOOOM！！！
轟が話そうとした瞬間、左上から大きな爆発音が響き渡る。
「おいおいおい…、なぁに名前で呼び合っちゃってんだよてめぇら。」
そこには目がこれでもかとつり上がり不敵な笑みを浮かべる勝己の姿があった。
その光景に思わずクラス中が息を呑む。
「別に爆豪の許可とる必要ねぇだろ。」
「「「(火に油注いだーーー！！！！)」」」
「あ゛ぁ゛！？うっせぇんだよ舐めプ野郎てめぇは黙ってろ。」
そういうとギンッと効果音が着きそうなほどAを睨む。
『えぇっと、勝己も出久も名前で呼んでるし。あ、不平等って言うんなら
皆のことも今後は名前で呼ぼうかな…』
瞬間、Aの机が２、３メートル吹っ飛んだ。
勝己は盛大に舌打ちをした後すぐにバックを持って教室から出て行ってしまった。
あまりの出来事に事態が把握できず目をパチクリさせてしまう。
「だ、大丈夫Aちゃん！」
「怪我はない？」
見守っていたクラスメイト達もどっと集まってくる。
そして見かねた切島は自らのリュックを片手に勝己を追っていった。
皆が飛んでいった机や荷物を拾ってくれている中、目の前にいた轟に
眉を少し下げながら尋ねる。
『私、何かまずい事言っちゃったかな。』
その言葉に轟も顔を顰める。
「いや、Aは何も悪くねぇよ。」
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それいゆ(プロフ) - 風速100�辰気�» 楽しんでいただけて幸いです！これからも少しずつですが更新していくので良かったら見ていってください＾＾ (2017年9月30日 18時) (
レス) id: 6ca5e17515 (このIDを非表示/違反報告)
それいゆ(プロフ) - 海苔巻さん» ありがとうございます＾＾とても嬉しいです＾＾！頑張ります！ (2017年9月30日 18時) (レス) id: 6ca5e17515 (このIDを非表示/違反報告)
風速100��(プロフ) - オチが誰になるのか考えながら楽しく読ませていただいてます！これからも更新頑張って下さい(^ ^) (2017年9月9日 20時) (レス) id: 345fc05a24 (このIDを非表示/違反報告)
海苔巻(プロフ) - このお話本当に大好きです！更新頑張ってください！! (2017年9月4日 21時) (レス) id: f9e32566f1 (このIDを非表示/違反報告)
それいゆ(プロフ) - 神楽と来夏さん» ありがとうございます＾＾そう言って頂けて嬉しいです！ (2017年8月26日 19時) (レス) id: 6ca5e17515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAKEOVER | 作成日時：2017年4月9日 15時
