#親友 ページ13
ハーツラビュル寮の、談話室。
私はスマホの画面をボーッと眺めながら、ソファーに座っている。
『………。』
_____NRCから出る。
強制的に。
あのあとお母さんに頼んでみた、
『この学校にいたい』
って。
でも、そんなわがまま聞いてくれなかった。
私が恐ろしい程静かなためか、早くも私がこの学校を出ることを聞いたのか、誰も話しかけてこない。
まぁ、今は誰とも話したくないからちょうどいいんだけど……。
と思ったとき
スマホが鳴った。
『…………。』
電話、だ……。
はぁ…と大きく息を吐き、スマホ片手に談話室を出る。
『…もしもし』
通話ボタンを押してから、しまったと思った。
だ、誰からか確認しないで通話ボタン押しちゃった!!!
お、お母さんだったらどうしよう……。
でもそんな不安な私に聴こえたのは、
お母さんの声じゃなくて
______懐かしい声だった。
「もしも〜し!A久しぶり〜!!
僕だよ、アミーカだよ!!」
『えっ?
あ、アミーカ!?』
声の主は
アミーカ・ティンタン。
私の幼馴染みで親友だ。
『えっ!アミーカどうして…』
アミーカ「学園長から聞いたよ、A、PPC来るんだって?」
『あ、うん………』
PPCと聞き、一気にテンションが下がる。
アミーカ「調査打ちきり……かぁ」
『うん…』
アミーカ「しかもPPCへの異動は明後日!!無茶苦茶だよね〜」
『………。』
アミーカの言う通り。
ホント無茶苦茶。
アミーカ「NRCに迎えに行くときの馬車、僕も乗ってくからね!!
久しぶりにAに会える〜。
……って。
A、大丈夫?」
『! 大丈夫だよ!?』
うう、テンション低いのばれた…?
アミーカ「Aってば、無理して明るく振る舞わないでよ。寂しいんでしょ。
親友の僕にはバレバレだよ」
『…………。』
さ、さすが親友…。
さすがアミーカ…。
ミドルスクールでイケメン女子の称号をもらってただけあるなぁ…。
ここは隠しても仕方ないと思い、『うん』と素直に頷く。
すると。
アミーカ「大丈夫だってA!!
…僕が協力してあげるからさ!」
・
アミーカ・ティンタンちゃんは、抹茶様作。
抹茶様、ありがとうございます!
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シャーペンの芯(プロフ) - うみねこさん» うみねこちゃん!!こちらこそ、可愛いキャラクターありがとね!!ホント皆様、設定とか上手すぎるよね……!! (2020年9月22日 10時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - キャロルめっちゃ可愛く書いてくれてる!!!ありがとうございまーーーーーす!!!ほかのキャラも皆さん設定が良すぎてびっくり。 (2020年9月22日 1時) (レス) id: cf3a6ac4e0 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - ゆゆゆさん» 頑張って意味深に仕上げてみました……!!ありがとうございます!!私もしゅきです…(((( (2020年9月21日 19時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - え、ええええ?!ディアソムニア編とても良い意味で意味深すぎませんッッッ!!?(????)えっ…や、yえ?やば!!!!!!しゅき…… ( (2020年9月21日 17時) (レス) id: 023bb29577 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 抹茶さん» こちらこそ、素敵なキャラクターありがとうございました!!!アミーカちゃんを書くの、とても楽しかったです…!!! (2020年9月21日 17時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャーペンの芯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時:2020年8月12日 14時