ひーくんのお迎え ページ4
雨が降った日のバイト帰りは大抵最寄りの駅まで迎えに来てくれます
「わり、今日車貸してた」
「いーよ全然！ひーくんといっぱい一緒にいれるし」
ていうか、正直迎えに来てもらうほどの距離じゃない(笑)
車だと5分。
歩いて大体20分くらい。
割と駅から近いし、人通りもあるから大丈夫だよって言ってるんだけど。
ひーくん曰く「これは絶対譲れない」そうです。
「じゃ行くか」
「うん！」
当たり前だけど、私よりずっとずっと大きい体。
歩幅を合わせてくれるから1歩が凄く小さくて歩きずらそう。
傘も私の方に傾けてるから、ひーくんの右肩はびしょびしょ。
「ひーくん、」
「ん？」
「ごめんね、私もうちょっと大きかったらひーくんも歩きやすいよね」
私は身長160センチもない。
たまーに思うんだ。
ひーくんの隣には私よりも背が高くてスタイルがいいモデルさんみたいな子が似合うんじゃないのかなって。
そしたらきっと見栄えも良くて、ひーくんも肩を濡らさずに済むのにな。
「？どした急に」
「なんか、うん、ごめん」
あーあやだな。せっかくひーくんと一緒なのに、ネガティブモード。
もやもやしてたら、ぴたっと止まる足。
つられて私も止まる。
「…ひーくん？」
「何考えてんのか分かんねーけど、Aに歩く速さ合わせんのも、こうして駅まで迎えに来んのも、全部俺がやりたくてやってんの」
傘を持たない空いてる片手でぎゅーってひーくんに包まれる。
「俺がお前じゃなきゃ、Aじゃなきゃダメだから。Aも、自惚れじゃなきゃそう思ってくれてるから俺の事彼氏にしてくれたんでしょ？」
あぁ、いつもそうだ。
「自惚れじゃないよ。…私もひーくんだから好きだよ」
「素直でよろしい」
ひーくんは、いつも欲しい言葉をくれて私のもやを晴らしてくれるんだ。
背中に回した手で頭をクシャッと撫でる。
ひまわり色の彼みたいな傘で、
雨に隠れてそっとキスした。
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美紀 - 初めまして美紀ですSnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してますコロナウイルスが流行ってるので気を付けてくださいね (2020年2月27日 20時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡。(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます！これからも今まで通り思いついたときに更新していくと思うのでこれからもぜひ覗きに来てください〜☆* (2019年10月20日 23時) (レス) id: 4c38557744 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡。(プロフ) - まなまなさん» コメントありがとうございます！今まで通り思いついたときにぽろぽろ更新していくと思うのでよろしくお願いします＼^^／ (2019年10月20日 23時) (レス) id: 4c38557744 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - これからもこの小説の更新お待ちしていますので頑張って下さい、私はいつもこの小説を読むとき妄想しながら読んでいます！ (2019年10月19日 7時) (レス) id: 05f1b8aac3 (このIDを非表示/違反報告)
まなまな(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！私は照くんが大好きなのでこの小説を見てキュンキュンしてます！これからも更新楽しみにしています！頑張ってください(/ω＼) (2019年10月17日 16時) (レス) id: d30f810239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴ。 | 作成日時：2019年8月13日 9時
