私の正解【裕×亜】

彼氏 ページ38

Aside




「むり！ここやって！A！！」
『いいよ笑』



夏休みも楽しくすぎていき
今日は、夏祭りの日。
夏恋と一緒に髪型決めたり
浴衣着たりして、準備中。

夏恋、お団子が上手くいかなくて
すぐ私を呼ぶの。笑



私はもう出来てるからいいんだけどね。




『はい、できたよ。どう？』
「いい感じ！ありがとう♡」
『ふふっ、いいえ』
「カイト、可愛いって言ってくれるかな」
『彼氏さんだっけ？』
「うん。なんか、私だけが好きなの、嫌じゃん？」



そう言いながら鏡をじっと見つめる夏恋。
こんな可愛い子、
好きにならないほうがおかしいって思う。私は。




『大丈夫、可愛い。彼氏さんも好きだから一緒にいたいんだと思うよ』
「そっか。ありがとう」
『今日は楽しんで！』
「それはAもでしょ！亜嵐絶対可愛いって言うよ〜笑笑」




あぁ、そうだ。亜嵐くん。
男の子と祭りなんて久しぶりだし
ちょっと緊張するけど、



『楽しめるかな、笑』
「楽しむの！じゃ、また祭りでね」




そう言って、夏恋は彼氏
私は亜嵐くんとの待ち合わせ場所に急いだ。




彼氏、彼女、、
って思われたりしちゃうのかな



なんて恥ずかしくなりながら。



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