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変な人 ページ33

Aside




それから、
欲しい本は見つからなかったけど
雑誌とか、新しく出た小説とか
いろんな本見てたら
時間なんて過ぎるのあっという間で、



「よし、Aちゃん帰ろか。笑」
『あ、はい!』



いつのまにか帰る支度を済ませた中務先輩が
隣に立ってそう言った。

なんか、ふたりで帰ること多いなあ。

ひとりでいる時も楽だけど
中務先輩といる時も同じくらい楽だ。



「Aちゃんさ、亜嵐くんと仲ええんやな。知らんかったわ笑」
『え、亜嵐くん知ってるんですか?』
「あぁ、知ってるで。」
『なんで仲良いのも、?』
「いつやったか忘れたけど、話してるとこ見た」
『なるほど、』




意外だな。

亜嵐くんと中務先輩って、どっちかと言えば
関わりとかなさそうなのに。




「しっかし、イケメンすぎんか?亜嵐くん笑」
『1年で1番モテてますよ、たぶん』
「そうやんなあ!笑」


俺もあんなモテてみたいわあって笑う横顔。
すっごい素敵で少し見とれた。



「…Aちゃんも好きになったりせえへんの、?」



私が、、亜嵐くん、を?



『いや、亜嵐くんは友達っていうか、、』
「そかそか、笑」



第一、私なんかがそんなおこがましいこと言えないし




「じゃ、好きな人おらんの?」
『好きな人、、、中務先輩は?笑』
「俺は…おるっちゃおるで笑」
『あ、じゃあ私と帰るのとかあんまり良くないじゃないですか!笑』
「ええんやって笑」



そんなこと言って笑う中務先輩は



やっぱ、変な人。






地獄耳→←嘘



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設定タグ:GENERATIONS , 中務裕太 , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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亜嵐LOVE - やっぱり面白すぎて何回も読みに来ちゃいますね、ゆっくりで良いので更新頑張って下さい! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 応援してます更新頑張って下さい (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - この物語めっちゃ好きです (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらこ | 作成日時:2020年1月2日 9時

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