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心配 ページ28

亜嵐side




「隣のクラスのAちゃん、だっけ?亜嵐とよく話してるあの子」
『あぁ、そう。Aちゃん!』
「昼、中庭で倒れたらしいけど、、」



5時間目の終わり、友達からそう聞いた。


倒れた、とか理解できなくて
とにかく心配で仕方なかったけど
ほんとは保健室飛んで行きたかったけど
次の授業は生徒指導の怖い人だし
部活も今日はサボれない、、



『俺、体調悪そうな顔に見えない?』

「それは無理がある。さっきまで大声出てたしさすがに無理」




何かあったらどうすんだよ、
まっっじで今すぐ顔見に行きたいんだけど。



それから授業中ずっとAちゃんのこと気になって
集中なんて出来るはずないし
部活前には誰よりも早く着替えて
とにかくLINEを送りまくった。


【倒れたって聞いたけどほんと?】
【大丈夫、?】
【大丈夫じゃないよな、ごめん】
【となかく、これ見たらなんか返事して】
【あ、でも無理だけはすんなよ】



誤字してるのとか全然気づかずに
とにかく送りまくった。



部活終わって携帯見てみたけど
なんにも返事ないし
既読すらついてなかった。
心配で心配で、そこから家までの記憶はほとんどない。

でも、頭の中は彼女でいっぱいだった。
って俺、、好きすぎんだろ、笑




風呂上がり、通知音がなって
Aちゃんから返信。
キモイとか思われるの承知で直ぐに既読。



【ごめんね、心配してくれてありがとう】
【熱があるけど大丈夫です】
【今日は早めに寝るね、おやすみなさい】


あぁ、、もうまじ、熱か。そっか。
心配かけんな、早く治せ!って、、
ほんとは今からでも電話で言いたい、声聞きたい、
けど早く治して欲しいし、。笑



【わかった、おやすみ】




安心したと同時に
俺も眠たくなってそのまんま寝落ち。



Aちゃんが
早く治るといいなあ、なんて
小学生みたいなこと考えながら。




電話→←幸せ



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設定タグ:GENERATIONS , 中務裕太 , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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亜嵐LOVE - やっぱり面白すぎて何回も読みに来ちゃいますね、ゆっくりで良いので更新頑張って下さい! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 応援してます更新頑張って下さい (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - この物語めっちゃ好きです (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらこ | 作成日時:2020年1月2日 9時

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