パワースポット ページ14
Aside
お昼、また今日も中庭に夏恋とふたり。
最近では、お弁当開くとまず、
卵焼きを夏恋のお弁当箱に入れるようになった。
私が作ったやつ、好きなんだって笑う顔可愛くて
甘やかしちゃう。
「Aってあれだよね。ペットとかいたらなにかする度におやつあげてそう笑」
『...そうかも笑』
「あれ、私、、Aのペット、?」
『自分で言ったじゃん今、笑』
「あれ笑笑」
『ふはっ』
少し天然なとこも、好きなところ。
夏恋って女の子も男の子も
みんな虜にしちゃうタイプ。
いいなぁ、なんて。
「Aさ、」
『ん?』
「なんかいいことあった?」
『...それね、白濱くんにも言われたよ笑』
「えぇ、、、なんか、やだ。笑」
まじか、白濱と同じかあ、、イケメンだから許せるの悔しいなあ、、
ってぶつぶつ言ってる夏恋。もはや意味不明、笑
「で?いいこと、あったでしょ!笑」
『なんでそう思うの?』
「なんとなく、?」
『なんとなくなんだ笑』
「あ、それだよ。A、最近よく笑ってくれるの。明るくなった感じする」
『そう、なのかな。』
「うん!可愛さ増し増し!笑」
『いいこと、かぁ。』
ふと思い浮かぶのは、
もちろん中務先輩のことで。
連絡先こそ交換してるわけじゃないし
いつもは話さないけど
それが逆にいいって言うか、
例えるなら...
『あ、パワースポットだ、』
「パワースポット?」
『うん、そう。パワースポット。私のパワースポット。』
「ふふっ、私もそういうの見つけたいなあ〜笑」
彼は、私のパワースポットみたいな人。
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亜嵐LOVE - やっぱり面白すぎて何回も読みに来ちゃいますね、ゆっくりで良いので更新頑張って下さい! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 応援してます更新頑張って下さい (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - この物語めっちゃ好きです (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらこ | 作成日時:2020年1月2日 9時