夏恋 ページ10
Aside
『夏恋、ありがとうね』
「ううん、いいよ」
白濱くんには悪いけど、
やっぱり君と話すと疲れちゃうんだよな、笑
だから、ちょうどいいタイミングで
こうやって連れ出してくれた夏恋は
やっぱり大好き。
「白濱ってさあ、いつ見ても女の子連れてるイメージだけどさ。彼女とかいないのかな」
『...さあ？』
「まぁ、いたらこんな話しかけてこないか笑」
『どうだろ、あの人はなんか、、そういうの平気でしそう』
「ふふ、結構言うね笑笑」
『あ、、ごめん笑』
白濱くんに、彼女。
確かにモテるとは聞くけど、
彼女の話は全く聞かないことに気づく。
女の子が近寄り難いほどイケメン、？
それとも、告白されても振ってる？
別になんでもいいんだけど。
「そいえば、あれから全然出くわさないの？」
『え？』
「あの人だよ、ほら。国語のノート持ってくれたっていう先輩、だっけ？」
『あぁ、会ったよ。近所の本屋でバイトしてるみたい』
「話した？」
『本が高いとこにあって手が届かなかったのね、そしたら取ってくれて。お互いの名前聞くだけはしたかな』
「へぇ、なんかいいね笑」
そう、にこっと笑った夏恋。
なんか、嬉しそう。
『、どうかした？笑』
「ううん、Aとそんなすぐに話せるようになっちゃう人じゃん。すごいなぁって」
『夏恋も、でしょ？』
「私のこと警戒しまくりなの、知ってたからね？笑」
そう、最初は確かに苦手かもって思ってた。
だって、綺麗だったもん。
女の子らしくて、自分持ってそうで、
きっとこの子は強いんだろうなって。
私とは真逆の子だなって。
『言っちゃえば高嶺の花だったから、夏恋。笑』
「なに、それ？笑」
『可愛くて、隣なんか立てないって。』
「Aだって、十分可愛い」
『、、ありがとう』
「だから、その先輩ほんとにAのこと狙ってそうでなんか、、やだ。笑」
あぁ、やっぱり可愛い。笑
・
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亜嵐LOVE - やっぱり面白すぎて何回も読みに来ちゃいますね、ゆっくりで良いので更新頑張って下さい！ (2020年6月7日 7時) (
レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 応援してます更新頑張って下さい (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - この物語めっちゃ好きです (2020年3月13日 17時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ | 作成日時：2020年1月2日 9時
