8話 ページ8
グ「いや〜､急に集めてしまってすまない。
本当やったら全員揃ってからの方がいいん
やけど…」
グルッペンはチラリと私の方を見た。
コ「…ちょい待ってぇな！
この子誰やねん！！この女の子！！」
ロ「銃持ってるやん！て､敵…？」
ひ「…」カチャッ
驚いてるコネシマ､困惑するロボロ､無言で刀を引き抜こうとするひとらん。
まぁ､その反応は無理もないよね…。
だって､銃持って泣きそうになってる少女がお城に居るなんて怪しすぎるもん。
この後自分はどうなってしまうのだろうか…。
そう考えるとどんどん不安になっていった。
グ「あぁ､この子は…」
ト「…グル氏？」
グルッペンはニッコリと満面の笑みでこう言った。
グ「今日から､我々の仲間になった」
『……ん？えっ…え？』
え､なになに？よく聞き取れなかったなぁ。
仲間……？誰が､どこにですかね？
ト「えっ！？ほんまに言っとるん？？」
ゾ「ちょっ！う､嘘やないねんな！？」
鬱「やった！女の子が仲間なんて初めてやん」
コ「えぇ！？なに､どういう事や！？」
ロ「なんで､そんな事になった？？」
ひ「な､仲間が増えるのか…！！」
どうやら皆も知らなかったようで､それぞれ思い思いのことを口に出していた。
いや､でも一番驚いてるのは私だからね！？
グルッペンは私の方を向き直った。
グ「…どうだ？仲間になったら…そうやなぁ。
俺達も飼い猫探しを手伝ってやれるで。
それに俺は､お前のような人材がこの国に
必要やと思っとった。
…我々と共に戦っていかへんか？」
仲間､必要､共に……。
どの言葉も､私にとって嬉しくて初めて言われた言葉だった。
これは仲間になって…
と､いきたいところなんだけど､私には一つ難所があった。
『……ご､ごめんなさい！
な､仲間には､なれないです！』
グ「えぇ！なんでなんで？理由ゆうてみ？？」
グルッペンはとてもガッカリしたように､でも少し食い気味で質問してきた。
『こ､このお城で､住むことになりますよね？
……全員で､トータル何名ですか？？』
グ「9人…お前で10人目や」
『はい無理ですー。
ごめんなさい仲間にはなれないです帰ります』
グ「いや､なんでや！だからその理由を…」
『ひ､人が多いからです！！！！！』
全「「「…え？」」」
私の言葉で､今ここにいる全員が困惑の色に染まっていた。
あれー？またこのパターン…。
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メルカ(プロフ) - ちょっと物騒だけど可愛い主人公だ。そして寝起きヤバイｗ更新楽しみにしてます。 (2017年7月5日 21時) (携帯から) (
レス) id: 2e758c4e7a (このIDを非表示/違反報告)
タオル(プロフ) - チョコケーキさん» コメントありがとうございました！そう思ってくださると嬉しいです…！！更新頑張ります！ (2017年4月8日 10時) (レス) id: 2fd55dc8e0 (このIDを非表示/違反報告)
チョコケーキ - 主人公ちゃんが可愛すぎる(*´▽｀*)更新楽しみに待ってます(｀・ω・´)頑張ってください！ (2017年4月7日 18時) (レス) id: ff397df60b (このIDを非表示/違反報告)
タオル(プロフ) - リナさん» コメントありがとうございました！わぁ嬉しいです…！！更新頑張ります！ (2017年3月28日 11時) (レス) id: 2fd55dc8e0 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - こういう話好きです。更新ふぁいとです(笑)応援してます！ (2017年3月28日 10時) (レス) id: d0614b1771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タオル | 作成日時：2017年3月25日 9時
