その後のある日 ページ11
たぷ「何してんだ？」
A「お帰りなさい〜。あ、うちわ作ってんの！」
Aの部屋に帰ったら、必死に何かを作る後ろ姿
ラグにのりとか、色紙とか、変なふわふわとか広げて。
俺はそれを覗き込んだ。
たぷ「スンユン、ふぁいんてぃん・・・」
隣にあぐらをかき、そのド派手なうちわの文字をそのまま読み上げる。
必死な横顔に、無造作なお団子ヘアを掴んで邪魔をしてみたら
もうっ、って俺の手を振り払う。
そしてそれを片手に持ってAは誇らしげに笑って
A「今度、WINNERがBIGBANGのライブの前座するでしょー？だから直前にこれ見せて応援するの！」
りえちゃんはテヒョンのやつ、ユラはジフで、他のスタイリストはねー・・・って
アイドルの追っかけしてる女の子みたいな顔するから
俺は、思わずそのうちわを彼女の手から奪い取った。
あー！壊さないで！とか言う彼女を無視して、ブンブンそれを振り回す。
たぷ「俺のやつは？たぷファイティン。」
A「そんなのないよ。恥ずかしいもん」
たぷ「この裏に書いとけって。」
やめてー！って言う彼女を無視。
肩を掴んで、ペンを取り上げようとされても構うことなく
まだ何も書いてない裏側に俺は自分で「たぷファイティン」って書いた。
A「自分で書いてバカみたい。もう」
悲しく、自分でうちわを振りながら
俺も自分がバカみたいだなって思った。
ぶーっと膨れる彼女の頬っぺたをつねって
顔を振ってそれを拒もうとすると、ぎゅっと羽交い絞めにして捕まえた。
A「あ、わかったよ」
たぷ「何が？」
A「やきもち焼いたんでしょ」
腕の中で俺を見上げて、にやって笑った彼女の頬を今度は両側から鷲掴みにする
A「ひゃきもひひゃいたんでひょ」
たぷ「ぴーちくぱーちく、うるさい」
ちゅっとその唇にキスをして、そのまま散らかったラグに倒れこむ
A「アイドルはペンにやきもちやいたりするの？」
たぷ「ぴーちくぱーちく、うるさい。」
俺の一番近くのペンは、本当にぴーちくぱーちくうるさいな。
ENDEND・・・
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tao(プロフ) - チェミさん» ありがとうございます(^^♪私もこの二人には思い入れも強くって！笑 かわいい二人をまた書きたくなりました☆正直、もうこの二人は書かないほうがいいのかなと思ってたのですが、またちょこちょこ短い話を更新しちゃうかもです。笑 (2014年10月4日 1時) (
レス) id: a17266fc69 (このIDを非表示/違反報告)
チェミ(プロフ) - いやーもうやっぱり好き！笑 このたぷと私、本当にすき！ぁあ〜好き！素敵ですよね♪ 一瞬で頬っぺたじゃなく心臓を鷲掴みでございます☆ (2014年10月4日 1時) (レス) id: 430581e7c3 (このIDを非表示/違反報告)
tao(プロフ) - はなごんさん» ヤキモチたぷ、かわいかったですか？嬉しいです！この2人はたぷがこんな恋してくれてたらなあ。。ってゆう私の希望です^_^また本編の穴埋めみたいに番外編更新したいなーとか思っちゃってます。笑 (2014年10月2日 13時) (レス) id: c798181044 (このIDを非表示/違反報告)
はなごん(プロフ) - あー、こっちの2人も大好きですヽ(；▽；)ノたぷさんのセリフも、スンユンの片想いも、きゅーーーーってなりました(｡-艸-｡)しずかーーに、しれーーっと妬くたぷさんが可愛いぜ(￣▽￣) (2014年10月2日 10時) (レス) id: 836ea536f4 (このIDを非表示/違反報告)
tao(プロフ) - こーさん» ありがとうございます〜！思いのほか二人が愛おしくて、完結後にその後を付け足してしまいました。笑 お色気なヌナと思いきや、オトボケヌナと付き合ってるたぷ。笑 やっぱりいいですね〜。続編リクエストありがとうございます！思いついたら書いてみようかな・・・笑 (2014年10月2日 7時) (レス) id: a17266fc69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tao
| 作成日時：2014年10月1日 21時
