穢れた天使 (ページ5)

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5-スマンページ5

0時を過ぎ、日中は会議や会合で忙しい中で溜まった書類の確認をする。

「老体に響くな」

ぽつりと愚痴を漏らすが、この後の来客者を思い出し心が踊ると「私もまだまだ若いな」と笑えた
こんこんとノック音に「入りなさい」と伝えると、入って来たのはエル…ソヨンだ。
私が待っていた、いや呼び出したのは、先日デビューをした天使
普段なら下の者にスカウトを任せるが、彼女のミュージックビデオを見た時に、誰にも渡したくないとじりっと胸が焼けるような、私の中で眠っていた野獣が目を覚ました
こんなに魅かれたのはいつぐらいだったか…
どうしても手に入れたい、手に入れてみせる。
そう思いすぐさま部下に彼女の情報を調べてもらい、何度もスカウトをした
漸く手に入った彼女に、ゆっくりと近づく

「社長…」

腰を引きつけ、強引に唇を奪う

「社長じゃないだろ。２人の時は、」

「おっぱ、ぁっダメ、っ」

美しい彼女は、私の手の中で快感に溺れていく
震える身体は私なしでは立てないほどに
あの麗しい声が、官能の色に染まって潤む
私の手によって天使が、快感に呑まれ乱れていく

胸から下へと触れると、厭らしい音がする
私のキスだけでこう濡れてるのか、または…と考えるのはよそう。

「ソヨナはすぐに濡れるな。」

「んっ、おっぱが、触るから、ぁっぁっ、ゃぁっ、」

身体を震わせ、イッたことを確認する
抱きかかえ、ソファに移動しソヨンを足の上で跨ぐよう座らせる

「もう入るんじゃないか。入れてみなさい」

「はぃ…」

ゆっくりと腰を下ろす姿は、まるで処女のようだ
穢れなき天使が、実はこんなに淫乱だとは誰が思うだろうか
先が入り口に触れると、蜜が絡み快感に溺れるていく
最後まで入ったところで、力が入らないようでくたりともたれ掛かってきた
漏れ出る声に、童心に帰ったように熱を集めてくる

「可愛い天使、私の上で淫れなさい」

打ち付ける音が部屋に響き、彼女の声は私を何度も呼ぶ
捕まえた天使が私だけに微笑み、もう何処にも飛んでいかないように羽を折ってやりたい

メディア露出を嫌がる彼女は逆に好都合だった
この容姿を見たものは誰もが自分のものにしたくなる
きっと、これからの仕事で彼女に魅入られるものは何人も出てくるだろう
彼女が身体を許すのは私だけだと、自惚れはしない
だが、ソヨンを支援できるのは私だけだ。
私だけを頼るように、私だけしか頼れないように

「ソヨナ、愛してる。」

強く、激しく、愛を打ち付ける