生きる。【暗殺教室】 (ページ8)

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やまぶきいろページ8

不味い。

何が不味いかと言うと、飴が不味い。

朝、家から適当に掴んでポケットに入れてきた中に、ココア味があった。

これが、クソ不味い。

カ「なんで、そんな顔してるの？お腹すいたの？」

『……飴が不味い……』

カ「は？飴？」

『……ココア味が美味しくない……』

カ「あー、そういうこと。」

あー不味い。

舐めるとさらさらしてくるんだ。

しかも、中途半端な味。

『……苺味にすればよかった………』

？「あ、飴、欲しいの？だったら私のあげる！」

『ん……？くれんの？』

？「うん！」

『ありがと。』

渡された味は、プリン味だった。

美味しいのか………？

茅「あ、ねえねえ、私、茅野カエデ。よろしくね！」

『ん……よろしく。カエデ。』

陽「いきなり下の名前で呼ぶのか。度胸あるな！俺、前原陽斗！よろしく！」

『ん。よろしく、陽斗。』

悠「俺は、磯貝悠馬。わからないことがあったら、遠慮なく聞いてね。」

『ありがと。悠馬。』

一編に自己紹介されたから、自力で覚えた。

陽「そーいや、爽良、苗字は？」

『！？苗字………風先。』

陽「風先か。珍しいな！なんか、かっけぇ！」

『そうか……ありがと。』

にしても、不思議だな。

なんで、いじめて来ないんだろ。

変なの。

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苗字は、風先(かざさき)です。