炭善短編集！

禰豆子ちゃんの憂鬱 ページ8

禰豆子視点 (ペラペラ喋るよ！)
こんにちは。竈戸禰豆子です。

最近、気になっていることがあります。
それは、お兄ちゃんと善逸さんのことです！

時はさかのぼり一週間前。
善逸さんが、お兄ちゃんとお泊まり会をしに、家へ来た日。

善「お邪魔しま〜す」

そう言えば、今日は、善逸さんとお兄ちゃんで
お泊まり会するんだっけ。
思い出した私は、とりあえず挨拶をする。

禰「善逸さん。こんにちは！ゆっくりして行ってください！」
善「まぁ！！！！禰豆子ちゃんの部屋着姿!!」

善逸さんの指摘でハッとした。
善逸さんが来ること忘れてたから部屋着のままじゃん!!
私は笑ってごまかした。

禰「あはは…はしたない格好ですいません(^^;)」
善「いやいや！むしろ俺ラッキーだとしか…」

善逸さんがそう言いかけたとき、お兄ちゃんが口を挟んだ。

炭「善逸！禰豆子を変な目で見るのは止めろといつも言ってるだろう！」
善「ひぇぇぇぇぇぇ！！…って、あれ？」

そう言うと善逸さんは、お兄ちゃんに近づいて耳を済ませてから、ニヤッと笑った。

善「炭治郎さん？この音、もしかして？」
炭「はっ！！？」
善「しっt…」
炭「うわぁぁぁぁぁ///！！！！善逸！！！！」
善「www 」
炭「耳禁止！！！！善逸だって、俺の家に泊まるとなって期待の匂い出してるだろう！!俺は黙っておいたのに！！！！」
善「はぁぁぁぁぁぁぁ！？気づいてたの！？俺超恥ずかしいじゃん！！」

…………私、空気？

そう言えば、お兄ちゃんは鼻が利いて、善逸さんは耳が利くんだっけ？
よくわからないけど、お互いの考えていることが匂いや音で分かるのか〜

仲良いな〜

………深夜
いよいよおかしい！おかしいよ！あの二人！
あのね、
①ずうっと一緒。
②ずうっと手を握ってる。
③部屋が騒がしいと思ったら、くすぐりあいしてた。
④テレビ見てると思ったら、お兄ちゃんの膝の上に善逸さんが乗っかってバックハグの状態でみてた。
⑤ご飯をお互いにあーんして食べてた。
⑥当然のように一緒にお風呂入った。
⑦同じベッドで寝てると思ったら、現在形で甘い声が聞こえてくる。⇨禰豆子の部屋の隣。

もう察してるけどさぁ！
⑦に至っては、デリカシー無いのかな！？
もう隠してないよね！？あそこまで分かりやすいことしといて。
………ズバッと言うか。

………翌朝
禰「あ。お兄ちゃん、善逸さん、昨夜は激しかったね。」
炭善「え！？///なんで知って…」

え…バレてないと思ってたの！？
(・д・)

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