Lovely Days～EXOと過ごした日々～7 (ページ33)

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「今さら被害者ぶるなよ。自分だって不倫と割り切って付き合ってたんだろ？」
「違う！誰が割り切ってなんて‥」
「よく言うな。本当に違うならそもそも既婚者と付き合ったりするわけないだろ！」
「結婚してること隠してたじゃない！知ってたら最初から付き合ったりしなかったわ！どうして私だったの？遊びと割りきれるようなタイプの人を選べばよかったのに‥タクミさんは本当にずるい。そんな人に私を引き止める権利はないはずよ！」

とうとう言っちゃった。
今までずっと心の中でくすぶっていたこと。

思わず感情的になってしまったけど‥私、間違ったこと言ってないよね？

『何も知らなかったんだからAさんは悪くないでしょ？』
前にセフン君もそう言ってくれたっけ。

でも、世の中にはいくら正論でも言わない方がいいこともあるみたい。その証拠に、

「‥別れない」
「え？」

タクミさんの顔はみるみる紅潮していき‥怒りのせいか声を震わせている。

しまった‥ちょっと言い過ぎたかも。