Lovely Days～EXOと過ごした日々～7 (ページ18)

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「そろそろ時間ですね。出掛ける準備をしましょう」
「そうだね」
「あ、待って！もう一度だけ‥」

セフン君は立ち上がりかけた私をぎゅーっと抱きしめる。

あぁ‥なんだかんだ言っても。セフン君の胸はやっぱり広くて温かくてほっこりする‥
すると、

「‥もしかして‥着けてない、ですよね？」
「え？何を？」
「‥‥///」

セフン君は珍しく言い淀んだあと、確かめるように服の上から私の背中をさすっている。
一瞬なんの話かわからなかったけど‥
あ、もしかして。そういうこと‥？

「あーうん。楽だし夜寝る時は外す派だから‥あ！出掛ける前にはちゃんと着けるよ？」
「当たり前でしょ？そうじゃなくて‥だから‥」

もごもごとさらに言い淀む。

「‥この家には男が4人もいるんですよ？もし何かの拍子に見られでもしたらどうするんですか？」
「『何かの拍子』って(笑)どんな拍子よ」

その説教じみ物言いに、私は思わず吹き出してしまった。