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私の髪に触れる長くて綺麗な指
鼻筋の通った高い鼻
涼しげな目元から注がれる熱い視線
目に写るセフン君のすべてが愛おしく思える。
ううん、それだけじゃない。
なんか変だ。こんな気持ちになるなんて‥頭がどうかしちゃったのかな‥？
だって今、私は‥
彼のすべてが欲しいと思い始まってるから‥
前髪にそっと触れると、セフン君はゆっくりとまばたきをする。そして私の唇を親指でなぞると、再びキスを落とした。
やっぱり。
セフン君ってキスが上手だな‥
それに私の気のせいじゃなければ ‥
火傷した部分に触れないように気遣ってくれているみたい。
意地悪で分かりづらい人だけど‥本当は優しいんだよね。
私、自分で思うよりもあなたのことが好きみたい。明らかにその思いは日に日に増していていて‥
少しでも気を抜いたら、好きな気持ちが止めどもなく溢れ出しそうだ‥
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作者名：タンザナイト | 作成日時：2020年11月11日 20時
