GENEのファン 唯月side ページ5
唯月side
美術室にいないAを探して教室に入る。
そこには、ちょっと驚いている甲斐と頬を真っ赤に染めたA。
あ、
そういうコトね
唯月「ごめんごめーん！邪魔しちゃったー？」
瞬時に状況を理解した私は、大きな声を出して教室を出る。
「え…！？唯月！？ちょっと待って！唯月、ちが！」
思ったとおり、焦ったAが私のことを追いかけてきた。
そのまま美術室に行き、「愛華〜！涼音〜！」とふたりのそばに駆け寄る。
ふたりは「なになに〜？」ってテンション高めで聞いてきた。
唯月「さっき〜、Aが〜「唯月！！」わっ」
後ろからダイブしてきたA。
その頬はまだ赤い。
その様子を見た愛華と涼音はAと甲斐に何かあったのだとすぐに理解した。
涼音「えー、なになにー？気になるー！」
涼音がわざとらしくそう言うと、Aが「気にならなくていい！！」って焦ったように怒る。
愛華「なんで怒るのー！教えてくれてもいいじゃんかー！」
愛華と涼音の眼差しに耐えられなくなったAは私の背に隠れた。
唯月「実は〜…」
私が口を開くと、Aが私の背中を叩く。
ぜんぜん痛くないんですけど
ていうか、私は何も見てないからね？
Aは何を焦ってるんだか。笑
唯月「実は、……GENEのファンなんだって〜！」
「「「………へ？」」」
3人が拍子抜けしたように声を揃えて驚く。
A、めっちゃ驚いてるし…
あの焦りようから、この驚いた表情は草
唯月「さっき、AがGENEの片寄涼太？とかいう人のブロマイドを嬉しそうに見つめててさ」
愛華「え！？そうなの！？」
涼音「なぁ〜んだ、つまんない」
GENEのファンである愛華は「Aも好きだったんだ〜！」って喜んでいるが、甲斐とAのイチャイチャを期待していた涼音は不満そうだ。
昔、Aが私だけに教えてくれた秘密。
GENEのボーカルである片寄涼太という人の顔が甲斐に似ているのだとか。
Aは私になんで？って表情を向けている。
からかうのが楽しいからに決まってる。
でも、それを言ったらAが怒るのが目に見えてるから言わない。
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美紀 - 移行おめでとです最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年9月3日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
マドレーヌ(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ - 凄い面白いです。続き楽しみです！ (2019年6月1日 0時) (レス) id: f491a92039 (このIDを非表示/違反報告)
コロ(プロフ) - しおらんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとうれしいです！更新頑張りますね！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: 6ea8ed7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです！完結までもう少しですね！甲斐がかっこよすぎて最高すぎます！更新頑張って下さい！ (2019年5月6日 14時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロ | 作成日時：2019年4月20日 12時
