死ねない私と死にたい君

救済方法 ページ8

〈ｶﾌﾟｯ〉


〈ﾁｭｰ〉


〈ｺﾞｸｺﾞｸ〉



橘「あ゛ぁ゛ーー！」


　「ぁ゛…」


　「…」



















〈ﾊﾞﾀﾝ〉







『ごちそうさま』


〈ペロリ〉




いやー橘君の血は相変わらず甘酸っぱいな！


てかやっぱこの力って異能力なのかね〜？


なにせ私文ストアニメの二期の途中までしか観てないからなー


転生すると分かってたらもっと観てただろうに！







太宰治にあって確認するのが一番手っ取り早いんだけどなんせ相手は幹部様だ。


一方私はたかが最下級構成員…


っていうか太宰治がポートマフィアにいるときって血も涙もないサイコパスっていうイメージがあるんですけど実際どうなんでしょうね？





まぁもうマフィアはとっくの昔に止めたらしいけどね


だから一度武装探偵社に行こうとしましたよ？


でも無視なんだよ！


だって私イケメン苦手だもん！


カッコいい人を見る分には癒されていいけどしゃべるとかは無理！


心の臓がもたん！



『あ、やべ。橘君に貧血の薬飲ませるの忘れてた』



橘「(ぐったり)」



『ほんとごめん！』


聞こえてないだろうけど一応謝っとこう




橋本「西園寺さん。隊員全員到着しま…」


　 「橘さん!?」



『あ！橋本さん。橘君運ぶの手伝ってくれません？』



橋本「わ、わかりまし…って西園寺さん！め、目が！」




『え？あー‥この目ですか？』


『う〜ん何て言うかその〜‥』




橋本「異能力ですか？」




『まぁそんな感じですかね？』


朝寝坊したせいでカラコンいれる暇なかったもんな〜


そりゃばれるわな



橋本「綺麗ですね」



『えっ』


『そう‥ですか？気持ち悪くないです？血の色みたいで』


社交辞令でも綺麗ですねなんて言えちゃう橋本さん恐ろしや…



橋本「そんなことないです！」


　 「僕は心のそこから綺麗だとっ‥」



『ふふっありがとうございます』


『あと一人称いつもと違いますね(微笑)ちょっとびっくりです』



橋本「あ、これはつい‥すみません。」



『謝ることなんてないじゃないですか』


『どちらも橋本さんらしくて素敵ですよ』



橋本「あ、りがとう、ございます‥」




や〜平和だね〜

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