気持ち悪い ページ4
『ここか!』
やっと、やっと人に会え…
『え。』
し、死体?
『う゛おぇぇっ』
嘘でしょ?
怖い
気持ち悪い
はずなのに…
『美味しそう』
『!?』
『違う!』
そんなこと思ってない!
『違う!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う』
『私は!』
『私はっ!!!』
苦しい…
何で?
どうして
美味しそうに思ってしまうの?
気持ち悪い
お腹すいた
くらくらする
『ダメッなのにっ…!』
『…』
『あ゛ーーもうっ…』
『マジ意味わかんない』
〈NoSaid〉
少女は川辺で一人空を眺めていた
満月の綺麗な夜空だったそうだ
辺りは静かで少女の濡れた髪から滴り落ちた雫がピチャリと音を立てた
『気持ち悪い…』
少女の瞳がルビーのように赤く輝いた
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作者名:あんこ | 作者ホームページ:http://anko
作成日時:2022年11月20日 21時