洗濯物 その1 ページ8
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「雨だ…」
朝起きて、窓の外を見ると雨が降っていた。
「けっこう大雨だなぁ」
少しの時間外を眺めていたら、あるものが目に止まった。
「え、洗濯物？！ビショビショじゃない！」
私は急いで下に降りた。
あ「おーAちゃんおはよ」
「あんくさん！外雨なのに洗濯物が！」
あ「あーそうなんだよ。少し前まで晴れてたから干したんだけど、ついさっき凄い雨が降り始めちゃってね。まいったよ」
「取り込まなくていいんですか！」
あ「ほら、洗濯物って木の枝に干してるでしょ？だから雨が降ってるときは滑って危ないんだよ。」
「そ、そうなんだ…」
あ「ちゃんと天気予報を見なかった俺が悪いんだけどね…」
いつもより元気がないあんくさん。
そりゃそうだよね…洗濯物が全部雨でビショビショなんだもんね。
う「おっはー」
上からうらたさんが降りてきた。
「おはようございます」
う「外に干してる洗濯物って誰の？」
あ「俺の」
う「やっちゃったなぁーでも雨すごいし、取りにいくなよ？」
あ「分かってるんだけど…うらたさんとまふくんから誕生日プレゼントで貰った帽子干しちゃってるんだ。」
もしかして…
だからこんなに元気ないの？
う「大事に使ってくれてるだけで俺らは嬉しいからさ。そんなにへこむなって」
あ「うん…ごめん」
あんくさん…そんなに大事にしてたんだ。
そういえば、さっき私の部屋の窓から見たとき帽子が一番近くにあったような…
もしかしたら、取れるかもしれない。
う「あれ？A、ご飯食べないの？」
「ちょっとやること思い出したんで後で食べます！」
あんなに元気のないあんくさんはなんか嫌。
いつもみたいにしてもらわないと困る。
部屋に着いて、窓を開ける。
「やっぱり一番近い！でも、手を伸ばしただけじゃ届かないな…」
窓から足を出し、ゆっくり外に出る。
そして一歩一歩慎重に前へ進む。
「枝は太いから折れる心配はないけど…滑るのが一番怖いな。」
足元に気をつけながら帽子の位置までなんとか辿り着いた。
「よかった…濡れちゃってるけど、仕方ないよね。」
帽子を手に持つと落としてしまいそうだったから服の中にしまった。
「よし」
窓へ戻ろうとしたとき
「わっ！」
いきなり強くなった風に体が不安定になり、足を滑らせた。
「っ…誰かっ…助け、て」
なんとか枝にしがみついたものの、元の体勢に戻れるほどの腕力は私にはない。
「…Aちゃん！！」
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性別(プロフ) - すっごい面白いですね！スプラトゥーン！！！…持ってない。 (2017年2月26日 14時) (
レス) id: ce08871b3f (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルとジュリエット(プロフ) - わわ！めっちゃキュンキュンしましたー！！ヤバイですもー、みんな可愛すぎる！ホントはもっと続いてほしかったなぁって…すみません、勝手に。でも、凄く凄く面白かったです！また、次の機会とかにこういう系書いてください！お願いします！ずっと応援してます！ (2016年1月1日 11時) (レス) id: 82afe0cbdd (このIDを非表示/違反報告)
き り こ(プロフ) - りるれろさん» ずっと更新してなくてすみませんんんm(_ _)m最近ネタも切れてきてしまいめっちゃふざけてる感あるんですが、そこは許してください 笑 まふくんの可愛さを全開に出していけるように頑張りますね！ (2015年6月6日 1時) (レス) id: b6e442a88e (このIDを非表示/違反報告)
りるれろ(プロフ) - 更新再開されてとてもうれしいです！！いやーまふくんかわいいですね(( (2015年6月5日 21時) (レス) id: a1515c8a0b (このIDを非表示/違反報告)
はいね。(プロフ) - かんかんさん» コメントありがとうございます！！本当ですか！そう言って頂けると嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ですよね〜こんな生活送りたいですよね！これからも妄想全開で書いていくんでよろしくお願いします！笑 (2015年3月31日 23時) (レス) id: b6e442a88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：き り こ | 作成日時：2014年12月21日 21時
