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ジミンのお土産に対する反応に満足して、私は頼んでいたいつものモカを一口飲んだ。
11月から期間限定のホットチョコレートが出るらい。
だから11月になったら絶対に頼むって決めている。
「ところで、Aは泊まりとかオッケーなんだ？」
「？どういうこと？？」
「なんか旦那が過保護であまり外出時間長くは出来ないって言ってたよね？」
「あ、うん。2人でなら良いんだけど」
ジミンはしばらく真顔になって、何か考えているようだった。
「俺さ、実は休学して、ちょっと韓国に帰ろうかなと思ってるんだ」
「えっ。韓国に」
韓国に帰るんだ…。
じゃあ、またしばらくジミンとは会えなくなるんだね…。
「Aも、少しだけ来てみない？」
「えっ？？」
「二泊三日でさ。釜山と大邱に行ってみない？」
開いた口が塞がらなかった。
頭を何かで殴られたような感覚。
とんでもなく衝撃的な言葉だった。
「だ、ダメだよ。韓国に行くことは絶対に許してくれない。ましてや男なんかと…」
行きたい。
でも、行けるわけない…。
「バレなきゃいいんじゃない？」
「どうやって…」
「まあ俺に考えがあるんだ。来週、ちゃんと計画を練ってくるから」
「そんな…」
「行きたいんでしょ？韓国に」
私は大きく頷いた。
ジミンは「ほら」と言って微笑む。
「まあ俺は3ヶ月くらいかな。そしたら日本に戻るつもりなんだけど、それからはしばらく韓国に帰るつもりないし」
「そうなんだ…」
「だから今回がチャンスなんだよ」
「チャンス…」
「Aを韓国に連れて行くチャンス」
「……」
複雑そうな私の表情で何を勘違いしたのか、突然ジミンは顔を真っ赤にして慌てだした。
「別にあれだよ！？変なことしようなんて考えてないよ！？人妻に手出したりなんてしないから！！
だいたい、Aは友達だし！
友達に変な感情持たないから！！」
あまりの慌てように思わず吹き出した。
「大丈夫、そんなこと疑ってないよ」
「ほんと？なんか、ごめん…」
「いいよいいよ！ありがとう気遣ってくれて」
照れたのかジミンは目を細くして真っ赤なまま俯いてしまった。
可愛い人だなと思う。
「ジミンは彼女いないの？」
「うん、今は…。付き合っても長く続かなくて」
どうやったらAみたいに上手くいくんだろう？とジミンは笑う。
きっと私が何も知らないから、上手くいっているんだよ。
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ソラン(プロフ) - shinov347さん» コメントありがとうございます！そんなこと言って頂けるなんて、嬉しいです(^^)続編頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月30日 19時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - この作品！！本当にびっくりするほど面白くて、興奮しっぱなしでした。。。作者様天才ですほんとに。続き心から楽しみに待っています。このストーリー思い付いた作者様本当に神ってます。ほんとに。 (2018年8月30日 18時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ちむちむさん» ありがとうございます！ちょっと展開急ぎすぎた感ありますが、最後までぜひ読んでください〜！ (2018年8月30日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ちむちむ - 今見ました！凄い展開ですね！楽しみです！頑張ってください！ (2018年8月29日 23時) (レス) id: 44bb68e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - うゆ子さん» コメントありがとうございます！第1章、なんとか終わりそうです^ ^ぜひ最後まで見届けてください！ (2018年8月29日 22時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2018年8月21日 20時
