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「グク〜朝だよ〜」
ミノムシみたいに布団に巻かれるジョングクを必死で揺らす。
もう季節は7月なのに、頑なに布団を離さない。
暑くないのかな？？
「もう8時だよ？ねえ、起きて」
「…ンー」
ゴロッと寝返りを打ってむにゃむにゃしている。
彼は朝起きるのがどうしても苦手。
しかも今日はなかなか手強い。
いつもなら少しして、ゆっくりとまぶたを開けるのに。
今日は閉じたままだ。
こんな時は…。
私はもう一度キッチンに戻り、お粥をゆっくり持ち上げた。
そしてまた彼の元へ戻る。
彼の顔にお粥を近づけて揺らしてみる。
お粥の良い香りに気づいたのか、ビクッとして彼は飛び起きた。
「おはようグク」
「おはようA」
んんーーと彼は眉間にシワを寄せながら起き上がる。
そして私の頭を胸に引き寄せた。
ただ何も言わずに、ぎゅっと私を抱きしめる。
起きた時の彼の習慣。
同じボディソープを使っているのに、彼の方がいつも良い匂いがする。
気がする…。
彼は私の手からヒョイっとお粥の皿を持ってダイニングへ向かう。
私もあわてて追いかける。
2人でほぼ同時に席に着く。
「「いただきます」」
これもいつも同時。
こうして私たちの一日が始まる。
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ソラン(プロフ) - shinov347さん» コメントありがとうございます！そんなこと言って頂けるなんて、嬉しいです(^^)続編頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月30日 19時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - この作品！！本当にびっくりするほど面白くて、興奮しっぱなしでした。。。作者様天才ですほんとに。続き心から楽しみに待っています。このストーリー思い付いた作者様本当に神ってます。ほんとに。 (2018年8月30日 18時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ちむちむさん» ありがとうございます！ちょっと展開急ぎすぎた感ありますが、最後までぜひ読んでください〜！ (2018年8月30日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ちむちむ - 今見ました！凄い展開ですね！楽しみです！頑張ってください！ (2018年8月29日 23時) (レス) id: 44bb68e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - うゆ子さん» コメントありがとうございます！第1章、なんとか終わりそうです^ ^ぜひ最後まで見届けてください！ (2018年8月29日 22時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2018年8月21日 20時
