t a n t u m __

5 7 amor ページ10

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というか……









『一途？』





健「？うん」





『壱馬先輩も？』





健「だってさ？いろんな女の子と遊んでたのに、Aに会ってからなくなったんだよね？」





『聞いた話だとそんな感じらしいよ』





健「それに他の女の子が入りたい、禁断の花園にも入ったんじゃ そりゃもう特別じゃーん！！」





『禁断の花園てwww 壱馬先輩のお宅だし』






健「それに北人さんって子に さっき「本気だよ？」って言われたんでしょ〜」





『いや無駄にイケボで言わなくていいよ』





健「えっイケボ？！健太嬉しい！」





『はいはい』









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正直、どっちもそうゆう対象じゃないしなぁ……。









壱馬先輩は 優しくて頼りになる、中学の頃の私にとってはかけがえなく、大切な先輩。
もちろん、今も大切な先輩なことには変わりない。



北人さんは、ライブ友達。でも頼れる先輩でもあるし…









2人とも大切な人であることには変わりないけど、
恋愛対象、ではない…と思ってる。









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『……うーん』




健「悩んでるねぇ」




『だってぇ…』




健「休憩終わるからだんだん切らなきゃ」




『え？今の時間に働いてるの？』




健「ホストやってんの」




『ホッ…？！ホスト？！』




健「Aに言ってなかったっけ？まあそーゆーことだから切るね！あっまたいつでも電話して！」







ﾂｰﾂｰﾂｰ









健太くんが……ホスト……？
絶対モテるだろうなぁ……笑

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