t a n t u m __

5 0 amor ページ3

Makoto side









慎「大丈夫？俺が止めてれば…」





『多分……。私が避けなかったせいだよ笑』





慎「なんか考えてたの？」





『うん、まあ…』





慎「壱馬さん？」





『えっ？！？！ち、違うよ？！』









.









壱馬さんの名前を出すと少し顔を赤くしたAちゃん。

分かりやす。笑









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前は眼中に無い、ただ大切な先輩って感じだったのに。
授業中にも関わらず壱馬さんのこと考えてるなんて…。


壱馬さん、見えないとこでかなり攻めてるんだなぁ、と感じる。









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まあ、Aちゃんを何度も助けて、家に招いて面倒見たらしいし……。相当気に入ってて好きなんだろうな。





好きなのは自覚してるのかな？
というかいい加減自覚してほしい。






何かとAちゃんのこと気にかけてるし、北人さんとか他の男子と話してるの見てるとすっごい顔歪んでるし。









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慎「Aちゃん」





『あっ……ん？』





慎「壱馬さんのこと、好き？」





『えっ、、、わかんない…』





慎「…そっか笑」









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