t a n t u m __

6 8 amor ページ21

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北「いつき！！それだとストーカーみたいじゃん」



樹「実際ストーカーみたいだったじゃないですか」



北「じゃあ樹は俺のストーカーね」



慎「駅からずっと、ですか？」



樹「まぁ。まこっちゃん全然気づかなかったね」



北「無視すんな」









壱馬さんの家から近いコンビニのベンチに座ると、コッペパンを3等分して渡された。









北「まこは壱馬派なの？樹は俺派だよね！」



樹「言った覚えはないですけど。まあ…」



慎「2人とも応援してますけど、壱馬さんが幸せそうならなんでもいいです」



樹「まこっちゃんは壱馬さんリスペクトだもんね」



慎「まぁそうですね、多分。笑」



北「へぇ、そっか」









……実際、俺がAちゃんと付き合って欲しい、と思うのはどっちなんだろう？









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Kazuma side




壱「……」


『……ｽｰ…ん〜………』









俺がお風呂から出てきたらまーた寝てんの。

なんなん？どんだけ寝るん？









『かぁ…………m…☆○＊、ん…』



壱「……ふっ」








ｶﾞﾊﾞｯ


『な、な、なに今の……』



壱「起きた起きた」



『？わっ！！！ちか……っ、いです』



壱「へぇそう」



『シャツとか なんか着てくださいよ…！北人さんもそうだったし なんで男の人って着ないの…』









まさか、今の俺と同じ状況でキスされたんちゃうやろな？




……Aには忘れさせたのに、俺は思い出すなんてダメや。忘れろ。









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