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その後すぐに後ろの方にいた女のやつが
俺の名前を呼んだ。
こいつも昔 遊んでた奴の1人やった。
壱「あんたに名前呼ばれたくないんだけど」
そう言い放ち「なんでその子なの…なんで庇うの…？」と言ってきた。
言う必要ある？って思ったから無視。
Aに近づいて頭から運動着を被せ、
視界を遮らせてからキスをして、キスマをつけた。
Aは、俺のモノやから。
俺は綺麗好きなんだよ。汚いのは嫌やん。
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壱「……俺のモノ、汚す奴は許さねぇぞ」
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俺でも今までで1番なんじゃないか、
と思うくらいの低い声で言ってから
Aの手を引いて屋上を出た。
誰かのことでこんなに怒ったのは久しぶりな気がする。
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しばらくそのまま無言で歩いていると
Aが口を開いた。
『た、すけてくれて、ありがとうございます』
壱「ん、別に」
『先輩』
壱「なんや？…っ」
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振り向くと、弱々しい力でぎゅっと抱きついてきた。
中学の時もこんなんあったなぁ…。
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『怖かった、です…ほんとに…』
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震え交じりの小さい声でそう言うと静かに泣き始めた。
俺は頭を撫でながら「もう大丈夫やで」と言い続けた。
あの光景を見た時、気が狂った。
気が狂ったまんま、男どもを蹴っ飛ばした。
ギリギリ襲われずに済んだ安心感と何かで
あいつらの前でキスをして、キスマをつけた。
彼女でもないのに、俺のモノ、って言った。
A関連のことだと、俺の行動はおかしい。
…どんな形であれ、Aを取られそうになるとおかしくなる。
きっと面白いものがなくなるから、だろう。
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この時は、そう思った。
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かぽ(プロフ) - 浅葱さん» そう言っていただけて嬉しいです！(;_;) ありがとうございます！ (2019年7月2日 14時) (
レス) id: 826993dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります……!!!!! (2019年7月2日 1時) (レス) id: 31b1d8fc0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gera
| 作成日時：2019年6月23日 13時
