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Hokuto side
前半を終えてベンチに戻ると
壱馬が何かを拾った。
壱「…誰のや、このネックレス」
北「あ、俺の」
壱「北人なん？ほら」
北「ありがと」
さっきAに渡したんだけどなぁ…
落としたじゃん。笑
上を見上げるとAがいて「すみません！」って
申し訳なさそうな顔をしてる。
口パクで「大丈夫」って言うと
すごい安心しきった顔をした。
.
.
ネックレスを渡したのは、
球技大会が始まって少し経った頃。
廊下にたまたまいたAに話しかけた。
.
『へぇ〜バスケ出るんですか？』
北「そ！笑」
『川村先輩は何に出るんですか？』
北「…壱馬？壱馬もバスケ」
『あ、そうなんですか。』
北「聞いたくせに興味なさげじゃん笑」
『え、そう見えました？
そんなつもりは無いです笑』
北「そう？笑 あ、これ持っててくんない？
外れて失くなるのが1番嫌だから」
『ネックレス？いいですよ。
落とさないように頑張ります！』
そう言うと、ふわっと笑った。
.
そうそう、その笑顔が好きなの。
前は別になんとも思わなかった。
ただ、嬉しそうな笑顔だから
つられて俺も嬉しくなるだけ。
それだけだったのに、
壱馬の隣で笑ってたりするのを見て
隣からいなくなる、他の誰かと付き合うのが
嫌だ、と思うようになった。
壱馬の、他の誰かの隣じゃ嫌だ。
俺の隣だけでその笑顔見せて＿＿＿＿＿
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かぽ(プロフ) - 浅葱さん» そう言っていただけて嬉しいです！(;_;) ありがとうございます！ (2019年7月2日 14時) (
レス) id: 826993dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります……!!!!! (2019年7月2日 1時) (レス) id: 31b1d8fc0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gera
| 作成日時：2019年6月23日 13時
