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Aさんに撫でられることは嬉しい。認めてもらっていると感じられるし、心地いいから。

でも、最近はなんだか違う。モヤモヤした感じがする。

撫でられるのが嫌なわけではない。でも、モヤモヤとする。

いつからかと思い返すと、たぶん……。

「……」

「……?
あ、ごめんね。こんな汚い手で触って」

「え?あ、や、汚いとか全然思ってないです!」

俺はきっと、Aさんが心配になるような顔をしていたんだろう。

手が離れると、寂しい気持ちになる。でも、撫でられると、心に靄がかかったような気持ちになる。
……前の、撫でられてただ単に嬉しかった頃に戻りたい。








家に帰ると、鱗滝さんが夕食の準備をしていてくれた。

「ただいま戻りました」

「あぁ、お帰り」

Aさんは夕食を食べずに部屋に戻って行った。
俺はそのまま座って夕食を食べた。

「……鱗滝さん、Aさんはまた今夜も行くのでしょうか」

「わからん」

「Aさん、ここに来てから寝る時間が少ないんじゃないですかね。
いつか、本当に」

俺が鱗滝さんに話していると、閉じていた戸が開き、Aさんが出てきた。
俺は隊員服を着ている、と思ったが、Aさんは今までと変わらない服装だった。

「やーすみません、面の位置がずれてて気になってたので直してきました」

Aさんはすとん、と座ると手を合わせ

「いただきます」

と言った。

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花帆 - 年上夢主さんに甘えてしまう炭治郎本当に可愛い(大好物)ので読めて嬉しいです! わぁ、また書かれた際はぜ拝読できるのを楽しみにしておりますね(*´ω`*)  (2019年9月2日 19時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!お兄ちゃん炭治郎が年上相手にどうするのか書いてみたかったので、好きになっていただけてよかったです^ ^続編もできたら書いてみようと思います。応援ありがとうございます( *`ω´) (2019年9月2日 17時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 鈴香さん» コメントありがとうございます!時間ができたら頑張ってみます!応援ありがとうございます(`・ω・´) (2019年9月2日 17時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 一気に読ませて頂きました!年上に恋する炭治郎めっちゃ良かったです(*´ω`*) 可愛い…鬼殺隊に入ってからの炭治郎めっちゃカッコ良くなりますし、両想いになるまでやなった後もすごく見てみたいです…!続編も読めると嬉しいです(o>ω<o)受験ファイトです! (2019年9月1日 12時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - この作品すごく好きです!!続編や番外編!楽しみにしてますね!受験頑張ってください!(*´ω`*) (2019年8月6日 15時) (レス) id: 433bf9ff90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五十土 | 作成日時:2019年4月30日 1時

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