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「や、捗ってる?」

刀を素振りしているところに声を掛けられた。
近くの石に普段は着ていない、女物の着物を着たAさんがいた。
面はそのままだ。

「A、さん。良いんですか、寝なくて」

「んや、少々眠い。けど、炭治郎くんの修行も見たい。君が帰るまでに寝ていたら起こして」

「わかり、ました……」

そういい、俺はまた刀を振った。

「背筋」

「は、い」

「肩の力入りすぎ。それじゃあ余計な疲れが出る」

「はい」

的確に教えてくれる。とてもありがたい。けど

「はい、足。開きすぎ。100追加」

「ひぃぃい〜!!」

注意されるたびに100回素振りを追加される。









「……疲れた……」

手足が動かない。肩を動かすと変な音がする。

「炭治郎くん、立てる?」

「む、無理」

「わかった」

「え?あ、あの」

背中を向けられる。えっと、これはおんぶ?

「失礼します」

肩に手をつき、首にしがみついた。
……忘れてたけど、この人俺のこと持ち上げられるのかな。

「よし、刀は持ったね」

「はい」

「いくよ」

凄まじい速さで森をかけて行く。
は、速い!速すぎる!

「あの!!!!Aさん!!!!!」

「なんだい」

「速すぎるんですが!!!!!」

「あはははは」

「何笑ってるんすか!!!!!!」

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花帆 - 年上夢主さんに甘えてしまう炭治郎本当に可愛い(大好物)ので読めて嬉しいです! わぁ、また書かれた際はぜ拝読できるのを楽しみにしておりますね(*´ω`*)  (2019年9月2日 19時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!お兄ちゃん炭治郎が年上相手にどうするのか書いてみたかったので、好きになっていただけてよかったです^ ^続編もできたら書いてみようと思います。応援ありがとうございます( *`ω´) (2019年9月2日 17時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 鈴香さん» コメントありがとうございます!時間ができたら頑張ってみます!応援ありがとうございます(`・ω・´) (2019年9月2日 17時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 一気に読ませて頂きました!年上に恋する炭治郎めっちゃ良かったです(*´ω`*) 可愛い…鬼殺隊に入ってからの炭治郎めっちゃカッコ良くなりますし、両想いになるまでやなった後もすごく見てみたいです…!続編も読めると嬉しいです(o>ω<o)受験ファイトです! (2019年9月1日 12時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - この作品すごく好きです!!続編や番外編!楽しみにしてますね!受験頑張ってください!(*´ω`*) (2019年8月6日 15時) (レス) id: 433bf9ff90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五十土 | 作成日時:2019年4月30日 1時

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