作戦を開始する。 ページ5
【シニョリーナ、彼女を拉致ったんだが。】
なんつーメールだよ。
いやいや、
今うちの前に来たんだけど、居る？みたいにナチュラルに報告するんじゃない。
思わず階段から落ちそうになったわ。
『OKマスター。』
大丈夫だ、理解した。とメールを認め、【屋上から煙突に入り】静かに【音や気配を殺しながら】姿を表した。
『シーザー。』
「終わったッ！」
『いや私だし。死んでねぇよ君？大丈夫だから。』
大丈夫か君。と呆れていれば君かッと心底変な所で肝が小さいらしい。
『哀は？』
「パードレ…ピスコによって眠らされた後だ。」
『ふーん…そうか。なら、哀は私が連れていく。そこのツナギ貸せ。あと君は後ろを向いてくれ。』
「は？」
『…裸を見たいなら別にいい「すんませんした！」…分かればいいから誰も来ないか見張りつつ後ろ向け。』
ハイッ！と告げたシーザーに変な所で律儀だな。と思ったのは仕方がないんだよ…。
後は、私が白乾児パイセンをちょっと飲んで、【哀の変装】をすれば準備万端である。
『シーザーは、私が白乾児を飲んで元の姿に戻った、というのをピスコに伝えてくれ。』
「あ、あぁ…それでいいのか？」
『それで構わない。因みに今、携帯の電波悪いだろ？』
「…確かに、」
『それを仕掛けたのも私だ、だから�狹吐箸�悪くピスコに直接伝えにきた�瓩帆�える。』
今から行け。
そう告げれば、彼は頷き行動に移す。
同じくシーザー、彼を見送った私は哀を抱えて阿笠博士のビートルの扉をノックした。
「あ、あの貴女は…？」
『済まない、今は事情を話していられない。だが…シェリー…いや、哀を頼む。』
姿は【宮野志保】の私と気絶した儘の哀。
交互に私をみた博士は混乱している。
しかし、流石優作さん家の隣に住んでいるだけはある。
「哀君を後ろへ…それから、貴女はどうするんじゃ…？」
少々心配そうな声色の彼に、告げる。
『江戸川コナン…彼に、AAが哀を連れてきたと話せば分かる。それから私は今別件で動いているから、今回は接触できないと言伝を。』
端的に、そう告げ急いで旧館に踵を返した。
部屋に戻り、私は暖炉に毛髪を落とす。
そうして、暖炉を這いずり屋上に向かった。
そこでは勿論…――
先回りしたジンやウォッカにバッタリ出くわした訳だが、
「やっと会えたな、シェリー…」
いえ、人違いですよジンさん。と言ってやりたかったのをグッと堪えた私、偉いぞ。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか？ (5月20日 1時) (
レス) @page22 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - とても面白く、一気に読んでしまいました。もうこの作品の続きは執筆なさらないのですか?とてもいい作品だと思ったので、残念です。とても素晴らしい作品をありがとうございました。 (2023年4月22日 23時) (レス) @page22 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - めっちゃいいところで(´；ω；`)是非とも続きを書いていただきたいです！無理のない範囲で！ (2022年5月18日 23時) (レス) id: d39fb3eb3c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごく面白くって一気に読んじゃいましたー！更新、頑張ってください(｀･ω･´)ゞ (2021年5月2日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年5月2日 10時) (レス) id: 5ca2cd85a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2021年2月21日 20時
