馬鹿な同郷。 ページ11
数日後、変装の完璧になったシーザーやピスコにこういうのだ
『じゃあ、後は自由に過ごしてくれて構わない。』
「「は？」」
仲良しだよな、この2人。
『以前話したろ？…死なれちゃあ困る。だから君達に変装術を教えた。』
後は上手に、自由にしてくれて構わない。
「我々は組織の人間だった。」
それをのうのうと見過ごすのかね？
ピスコの言葉に、だからだよ。と言葉を発した。
『…逆に考えて見てほしい。ピスコやシーザーは【逃がし屋】の私を知っているようだから、話が早いと思う。』
私と関われば…――
『シーザーやピスコの�犲�由は保証出来ない�瓠�
何時か、いや…あえて黙認してくれている諜報員(※イーサンとか。)達がいるから、無事なだけで…
『私は、各国の諜報員との【導線】であった。』
そう【導く線】と書く方の導線だ。
業界用語で、此方の意味合いになる程私という存在はICPOを初めとする各国諜報員には頼りにされていた口ではある。
『…今は死んだ事にしてはある。だが【宮野明美の件】をきっかけに私の存在に気付く者も多少なりとも現れてくるはずだ。』
現役NOC達とは連絡を絶っているが、他は違う。
『嘗て組織にいたNOC達…つまり、私が関わって命拾いをした者達が、現役のNOC達に【私が生きている情報】を渡す確率はゼロじゃない。』
口止めはしていないから、当然だ。
『私の周りは、君達にとっては毒になる。』
だから君達との連絡を絶った方が…――
「嫌だ。」
…いい。と、言おうとすればこれだ。
『だから人がいいんだよ、シーザー。』
お前は。と付け足せば彼は思った以上に諦めが悪かった。
「正しい事の白の中に、俺は居たい。」
その台詞は狡いだろ。馬鹿野郎。
「俺は、ピスコやアイリッシュに守られてばかりだ。」
だったら守られた分、君に助けられた分…君に返すのは当然だって…
『どの口が言ってんだよ。半人前。』
同郷の好で突き放してんのにそれを聞かないってどういう神経してんだコイツ
思わず柔術のキツイ奴を掛けたのは仕方ない話だ。
「イダダダダッ！？」
『…ピスコ、此奴にちゃんと体術教えたのか？』
「そっちの専門はアイリッシュでな…」
あと君が手練すぎるんだって…いやいや
…なんか御免なまだ見ぬアイリッシュ
『私と関われば、精神的にキツイ現実しかない。』
君は後ろ指を指される事になる。
告げた私に、彼はそれと向き合ってこそだろ？と、綺麗に笑いやがった。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか？ (5月20日 1時) (
レス) @page22 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
ライスカレー(プロフ) - とても面白く、一気に読んでしまいました。もうこの作品の続きは執筆なさらないのですか?とてもいい作品だと思ったので、残念です。とても素晴らしい作品をありがとうございました。 (2023年4月22日 23時) (レス) @page22 id: 99fa8549ca (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - めっちゃいいところで(´；ω；`)是非とも続きを書いていただきたいです！無理のない範囲で！ (2022年5月18日 23時) (レス) id: d39fb3eb3c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごく面白くって一気に読んじゃいましたー！更新、頑張ってください(｀･ω･´)ゞ (2021年5月2日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年5月2日 10時) (レス) id: 5ca2cd85a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2021年2月21日 20時
