【名探偵コナン】昔私は探偵兼教師でした。【三】

再び集まる。 ページ26

今日は変装する事が多いな。


【片桐シノ】の姿で予約の部屋に赴けば面子が揃っている。

『おや、揃っていたんですね？』

「「片桐！？」」

「あ、シノちゃん！」

「「シノちゃん？！」」

『萩原さん、驚いてますよ。降谷さん達が。』

「いや待って！？何時から片桐と面識が…？！」

『おや【諸伏】さん…そちらの姿は初めましてですね？【緋色(ひいろ)】さんとお呼びすれば宜しいですか？』


「「「諸伏だったのかお前？！」」」


だから仲良しかよ。


「片桐！なんで話してるんだ？！」

『あら、可笑しいですね？【ナナミからメールを貰った】のでは？』

「貰ったが…？内容は【緋色も缶詰だったから息抜きで連れて行け】との事で、指定されたこの場所に来た訳だが…って、真逆！？」

『私とナナミで示し合わせをしましたので。』


ｷﾗﾝｯと間違いなく今コナン君見たいに眼鏡が光っただろうな。


『所で、態々私が皆様をお呼びしたのは、ナナミの考えでは間違いなく【緋色光≒諸伏景光】だと認識してもらう為。深くはお聞きにならない方が「いや、話しておこう片桐。」…日高長官にはご自分でお話下さいね？降谷さん。』

「あぁ、これは俺の責任で報告しておく。」

『了解致しました。それでは先にメールを認めておきますので後は降谷さんが詳細を。』

「そうする。手間を掛けさせるな、片桐。」

『…降谷さんが私などに気を遣うとは、明日は【氷の槍】でも降るのでは？』

「お前な…ッ！」

「ゼロの日頃の行いの所為じゃないか？」

「ヒロ…それは言わないでくれッ」

『御自身でご自覚がある様でしたら多少は成長為されたのでは？』

ニコリと笑ってやれば済まなかったと散々言われてしまう始末だ

「降谷シノちゃんに何した訳？」

『当たり散らかされましたね。』

「済まなかったと…『事実を述べたまだですが…？』悪かった…信じずして公安は務まらないのは散々ナナミに言われた…。」


まぁ言ったの全部私だがな。


『全く、しかし諸伏さんもご無事で良かったです。そこは【前任のAさん】に感謝してください。』

彼女は、貴方達の事をそれは大層大事に思っていたようですから…と、口にする訳だが…全部大本音である。

「前任…って、Aちゃんとシノちゃんって探偵仲間なんじゃ…？」

萩原さんの言葉に、そうであり今は降谷さん達のサポートをしていると話す訳だ。

『以前話した【別件】が片付きましたので…』





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