【名探偵コナン】昔私は探偵兼教師でした。

平等である。 ページ49

「最初に、風見。貴方は今後降谷のサポートに回って欲しい。」

「は、ハイ！」

『私を風見さんに紹介したのは…私の顔を認識させる為？』

「それもあるけれど…貴女定期的に【顔を変える】でしょう？」

『うん、変える。』

「サラリというが、変装するって事か…？」

『しますよ？諸伏さん。』


この間それで【偽造死演じきりました】が？なんて言えんけども


『老若男女問わず…流石に子供は無理だけど、ある程度の変装なら可能だ。』

で？なんで私を呼んだのか？結論を私から言わせてほしい。

『…風見さんに連絡の交換をして欲しい。違う？』

「ご名答。」

『…はい、風見さん。こっちが私のプライベートな連絡先。此方が探偵の私の連絡先です。』


注意を此処で話しておきます。

　
『探偵の私の【名前、声】は【多種多彩】ではありますが、確実に私がでますので…ご認識の程、宜しくお願いします。』

「そう、なんですね？」

『はい、先程のナナミも偽名です。(言えない。同期の苗字が咄嗟に出てしまっただなんてイエナイ。)』

「降谷、諸伏にも渡してくれる？」

『勿論。』

そうして探偵とプライベートな連絡先を渡した。

『後、母さんに報告。』

うまく掻い潜ったよ。

そう告げた私によくやったわと母が私を抱きしめた。

『…あぁ、これで少し肩の荷が下りる。』

「よかったわ。」

『まぁ、これはまだ始まりにしか過ぎない。後何度か掻い潜らければいけない。』

そう話す私に。食い付くのは公安ズである。

風見さんは戸惑ってるって所か。

「何の話か…聞いても？」

「A、話してもいいんじゃない？」

『いや、これは話せない。』

「何故だ？」

『他局の話だからだ。』

「他局…？それはッ日本じゃない所にも協力しているのか？！」

『当たり前だろ？私はその方達の【命を握って居るのと同義】君達も含めてな。』

「降谷、発言には慎みなさい…私も軽率な発言だったわ。」

『いいよ母さん。私が母さん達を信用していない訳じゃないんだ…ただ、慎重にいかなきゃいけなくてね？まだ予断は許されないんだ。』


報告はされたが、彼女が危険な場所に居る事には変わりない。


『守らなければいけない人達だ。例え他局であろうとも【国の為に身を捧げている。】志しは君達と同じだ。』

言い切る私に、母があの人と同じね…ですってよ。


まぁ、父さんと母さんの子供ですから。


『頑固な所は母さん似だよ？』




間違いないわね。と母は微笑んだ。

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