21話 快斗side ページ23
《快斗side》
俺は、従業員になりすまして、廊下の清掃をしてたんだ。
ま、倉庫で眠らされてる本人さんにはわりぃーけどな。
そしたら…
?「いやぁぁぁぁ!!」
そんなに大きな声じゃなかったし、散策してる限り、この近辺には俺しかいない。
でも、俺結構近くにいるんじゃ…?
そんな予感がした。
ったく、宝石のセキュリティチェックしようとしてたのに、しゃーねぇか。
快斗「お客様!」
駆けつけてみると、高校生くらいの女の子にナイフを突きつける男。
あのAって子だ…
男A「くっ…。とりあえずずらかるぞ」
俺は怯えきっている彼女を部屋にいれ…
えっと、応急措置っと…
快斗「ーーー……。よし、これでしばらくは止血できます。」
A「え…?」
なんでだ?
なんでこいつ、俺のことじっと見つめ…
するといきなり冷たいものが俺の頬を包んだ。これって、こいつの手だよな…?
快斗「あっっ…////あの…」
…
……
……って、え?
こいつまさか、気づいてるのか?
…お、俺が、キッドだって?
しゃーねぇか…
勝手にしろ……。
っっっなんて言ってられっか!!
快斗「ふっ…。それはいけませんよ、お嬢さん」
…でも、
彼女の反応は、俺の予想の斜め上をいったんだ。
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空俚(プロフ) - 初投稿でこんなできのよさ…こやつ…やるなw (2016年8月12日 4時) (レス) id: e1ffb4c6c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - くっ…、展開が素敵すぎる…!! (2016年2月21日 23時) (レス) id: 5bf2b7ad9f (このIDを非表示/違反報告)
みおん - 面白い (2014年9月5日 21時) (レス) id: c9d87e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2014年8月12日 16時