◎再会。 ページ29
瀧口「なんか元気ないっすね。」
渋谷「え、そう？」
瀧口「なんかあったんすか？明日のライブが不安とか？」
渋谷「いやいや、めっちゃ楽しみよ？笑。」
楽しみなんだけど、、、
なんかモヤモヤしてる自分が居て、
やなぎがAに会いに行くって。
昔の彼女じゃん。
昔のことじゃん、、、
なのになんでこんな気にしてんの？
まだ好きなんだよ
俺まだ好きなんだよ
Aのこと忘れられないのは
俺の方なんだよ
彼女の心踏みにじったのは
俺の方じゃん
今更好きだよなんて
言えた義理じゃない。
俺は彼女を思う資格なんてないんだよ。
渋谷「タッキー、、、。」
瀧口「なんですか？」
渋谷「さっさと食って帰ろ。」
瀧口「はい笑。」
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明日の仕込みして店を出た。
ヨシダ「うわ、もうこんな時間だ。」
時計は11時を指してた。
信号の待ち時間が長く感じた。
昼間は暖かいけど、
夜になるとやっぱり風が冷たくて
ヨシダ「ちょっと薄着すぎたかな、、、。」
信号が青になって渡ろうとして
前を見上げると、ずっと先の方に
こちらに歩いてくる髪の毛もじゃもじゃの
ヒョロ長い人が目に入って
“龍太みたい"
一瞬よぎった言葉。
その人は紛れもない、
元カレの渋谷龍太だった。
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飯食った後、タッキーとホテルに向かってたが
完璧に道に迷ってて。
瀧口「ちょっとGoogleで検索しますわ笑。」
渋谷「頼むよタッキー笑。」
瀧口「あ、こっちだ。」
て言って信号の方指差した。
待ち時間の長い信号機で、
なんとなくまっすぐ前を見てると
懐かしい風貌の女性が立ってて
目を凝らして見たら。
渋谷「A、、、？」
どう見たって
どう見たって、Aだった。
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わたし ひみつ みっつめ。(プロフ) - Enaさん» 読んで頂き、そしてコメント頂きありがとうございます！そうなんです。短編も長編も見掛けないなぁと思って、なら自分でやっちゃおうと言うことで始めてみました笑。マイペースに更新させて参りますのでよろしくお願いします◎◎◎ (2020年5月13日 11時) (
レス) id: b2b707fdf7 (このIDを非表示/違反報告)
Ena(プロフ) - 作者様の短編の方も読ませてもらっています。私もSUPER BEAVERが大好きで、特にボーカルさんがとても好きなのですが、今まで長編は無かったので、書いてくださって本当に嬉しいです！とても面白くて、これからの展開も楽しみです。更新、頑張って下さい！ (2020年5月12日 23時) (レス) id: 45276fa231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたし ひみつ みっつめ | 作成日時：2020年5月9日 18時
