【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。2

第83話 好きだ。 ページ44

「俺が好きなのはAだけ。
実は、あの演技だって、何回もNG食らってたんだ。
それで監督に「好きな人を思い浮かべろ」って言われた

だからあの時の俺は、Aのことを想ってた。
ドラマでの言葉は、Aへの「好き」っていう言葉だったんだ」






「演技と現実がごっちゃごちゃになるのも良くないがな」と苦笑する炭治郎

君はどこまで私をキュンキュンさせるんだろう。
少しだけ腹が立ったから、自分がうずまっている炭治郎の胸板を優しく小突いた






「A」





私の名前を呼ぶ、大好きな人の大好きな声







「A、好きだよ。大好きだ。誰よりも好きだ。」







その声は、テレビの時と同じ。いや、それ以上に甘くて。
炭治郎への好きが溢れて止まらない







『私も大好き』



なかなか愛を言葉にして表現することは無いから恥ずかしくて声が小さくなってしまう
でも、ちゃんと届いたみたい



外なのに、たくさんたくさんキスされた
まあ誰も通らないから大丈夫なんだけど

ぎゅっとしたままなかなか離してくれなくて、離して欲しくなくて







私は、頭上から降りそそぐ炭治郎からのたくさんの愛に必死に応えた

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第3弾来る前に書き貯めとかなきゃって焦ってるっていう、いつものあれです。w

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