【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。

第42話 誰か助けて ページ47

『あっ！！！！！！』


全力で走ったからか、ハイヒールの足の部分が折れた
まあ安いから仕方ないんだけどさ。

転んでいく自分がスローモーションのように感じる




ズシャア、という音と共に膝に痛みが走る
荷物も路上に投げ出され、見るも無惨な状態になっていた

後ろを見ると、男はもうこちらに辿り着きそうだった





『誰か助けてください！！
助けt…んぅ！！！！！！』




転んだまま後ずさりしながら叫ぶも男に捕まり、口を押さえられてしまった



「ここは人も通らないから助けを読んだって誰も来ないがな。
誰も通らないってことは、好き放題していいってことだよなぁ？」



私の口に布をまきつけながら言う
精一杯抵抗するも叶わず、男は私の髪を引っ張り物陰へと移動しようとした




ﾊﾞｷｯ




嫌な予感がする
怖々音のした方を見てみれば、









スノードームが粉々になっていた。


私が竈門さんのために選んだスノードーム。
男が踏んだことによって袋の中で粉々に粉砕されていた






『むぅんんんん！！！！！！！』



怒りと悲しみでどうにかなりそうになりながらも抵抗の力を強める




「うるせぇんだよ、静かにしてろ！！！」
『んっっ』



イラついた男は、私の腹に蹴りを入れてきた。
誰かに殴りつけられたことなんてなかったから、初めて感じた「暴力の痛み」に悶絶する


そんな私の様子を見て満足したのか、再び髪を引っ張る男





抵抗したい、けど、痛くてできない。
怖さで体も硬直して何も出来ないの。
もっと私が強かったら違ったのかな。




「さあ、ここからお楽しみだ」
そんなことを言いながら私の服に手をかけた男






嫌だ、やめて。
誰か助けて。

竈門さん─────────



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「おいお前、女の子に何やってんだ」








目の前が、きいろでいっぱいになった。


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ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
ktkrktkr！！！！！

黄色のあの人推しの皆様お待たせ致しましたよおおお！！！

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